健康を維持するためには運動することが重要だとされています。特に、高齢者の方は運動をしないと体が弱ってしまい、立ち上がりにくくなったり骨折しやすくなることもあります。
しかし、「運動しよう」と一念発起し頑張って運動しようと思っても、次第に面倒くさくなってサボってしまう方もいるのではないでしょうか。
実は歩数計を持ち歩くだけで、運動量は増やせるのです。
この記事では、どうして歩数計を持ち歩くだけで運動量を増やせるのか研究結果を元に紹介します。
アメリカの研究で、「運動しよう!」と強く意識していなくても、ただ歩数計を持ち歩くだけで、一日に歩く量を増やせることが明らかになりました。この研究では、歩数データをチェックしなくても、ただ「歩数を測定していることを知っている」だけで歩数が増えることも報告されています。
この研究を牽引したテイラー博士によると、人は自分の行動が監視されていると感じると反応してしまうそう。測定されていること自体が重要だと感じて行動を変化させてしまうとのことです。
また、今や歩数計は購入をしなくてもスマートフォンに歩数計アプリが最初から搭載されていることが多いですよね。もし、自分のスマートフォンに歩数計アプリが入っていなければ、アプリをダウンロードして毎日の歩数をチェックしましょう。
生活スタイルや環境がどのように健康に影響があるかを調査した別の研究が、アメリカでおこなわれました。
一人ひとりの活動量を記録できるアプリを使用したグループは、使用していないグループに比べて活動的で歩数が多いことがわかったのです。
また、歩数計を使って運動量と強度を増やすと、糖尿病や高血圧などといった生活習慣病のリスクを減らせることも判明。生活習慣病を防ぐために目安となる増やすべき歩数は、1日8000歩から9000歩ほどだそうです。
最近、運動不足で悩んでいる方や高齢者の方は、ぜひスマートフォンに歩数計アプリを入れてみると良いかもしれません。歩く量を増やして、健康を維持していきましょう。
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