SOMPOひまわり生命保険株式会社が、介護とお金に関する調査を実施しました。
その結果、子世代の多くは「孫におこづかいをあげるより、自分の老後にあててほしい」と思っていることがわかったのです。
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今回の調査は以下の要領でおこなわれました。
なお、このアンケートはインターネット上で実施されたものです。
アンケートではまず、「自身の親の介護について不安があるか」と尋ねました。すると「(とても・少し)ある」と答えた人が71.1%と大半を占めていることが判明。
次に前問で「不安がある」と答えた人に対して具体的な不安を尋ねたところ、「仕事と介護の両立が不安」という回答が64.3%で最多。また「認知症など精神的な疲労」や「経済的に十分な環境の準備」と答えた人の割合も約50%に上りました。
続いてアンケートでは、「1回につきいくら子どもにおこづかいをあげているか」と尋ねました。すると親は子に「1000円未満」のおこづかいをあげていることが大半だったのに対し、祖父母から孫にあげるおこづかいは「1000~5000円」のおこづかいをあげている割合が最も多いことが判明したのです。
また、約10%の祖父母は、1回につき1万円以上のおこづかいを孫にあげていることも明らかになりました。
こういった実情に対し、子世代の半数以上は「お小遣いをあげるより、そのお金で自分の老後に備えてほしい」と思っていることがアンケートで判明。さらにそう答えた理由を子世代の人に尋ねると「そのお金で自分の生活を楽しんでほしい」「健康で長生きするためにお金を使ってほしい」という声が多数挙がったのです。
かわいい孫におこづかいをあげたくなる気持ちもわかりますが、たまにはそのお金を自分のために使ってみても良いかもしれませんね。
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