ビンテージなどの古着の委託販売をおこなっている古着店「サファリ」は運営しているネットショッピングサイトの中に、高齢者から買い取った衣料品を販売する特設サイトを立ち上げました。
今回立ち上げた特設サイトは、シニア層が終活をおこなった際に出る、処分される予定の洋服を若い世代に買い取ってもらうことが目的だそうです。
古着店サファリは、シニア層が持っていた衣料品には当時の時代背景や、持ち主の長年の思い出が込められていると考え、その時代背景や思い出を「物語」とし商品とともに紹介。ショッピングサイトで商品を買った購入者の手元には、商品だけでなく物語も一緒に届きます。そのため、購入者は商品に込められた想い出やストーリーを感じる体験ができるそうです。
古着店サファリは、終活をおこなう際に出る衣料品の処分方法に悩むシニア層と若い世代の新たなつながりを作る取り組みに着想し、ネットショッピングサイトを立ち上げたそうです。
(株)ハルメクホールディングスが60~74歳の男女を対象におこなった「終活に関する意識」の調査では、「終活は必要」と答えた人が半数以上の77.1%いることがわかりました。
また、「終活で必要だと思うこと」について以下の結果が出ました。
終活には家具や衣類などの身辺の具体的な「物」の整理や処分が大切だと考えているシニア層が多いことがわかります。しかし、思い出の詰まった物を処分するには勇気がいるもの。自分の思い出とともに若い世代が引き継いでくれるサービスはとても嬉しい取り組みですね。
参考:「物語のある服」(SECOND LIFE)
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