「このまま在宅介護を続けるか、老人ホームに入るか…」
「老後、このまま家で生活するのは不安だけど…」
老人ホーム探しをする人のなかには、そんな悩みを持っている人もいるかもしれません。
そこで、「老人ホームに入る」という選択をした人たちがどんな生活をしているのか、老人ホームに入るきっかけを伺いました。
今回の主人公は、「ツクイ・サンシャイン杉並」で暮らす村中さんご夫妻。夫の敏則さんは6年前に交通事故に遭って重症に。「植物人間だ」と医師に言われた敏則さんを支えるために、妻の明美さんは老人ホームへの入居を決断したそうです。
敏則さんのために自分も老人ホームに入居した明美さん。そんな明美さんと敏則さんのとある一日に密着しました。
「深呼吸だよ」
この日は、敏則さんのリハビリの日。言語聴覚士さんが口の周りの筋肉をほぐすなど、話ができるようになるためのリハビリをしていました。
敏則さんは、呼吸を確保するために喉に管を通す気管切開をおこなっています。そのため、入居当時はほとんど声も出せない状態だったそう。最近はリハビリのおかげで声を出したり笑ったりできるようになったと言います。
6年前、敏則さんが交通事故に遭ったとき、はじめに入院した病院では「回復の見込みがない」として長期的な入院とリハビリが認められなかったそう。そのため、リハビリができる病院に転院したものの、今度は新型コロナの拡大で、敏則さんと直接会えなくなってしまいました。
そんななか、敏則さんのリハビリを続けられる環境を求めてたどり着いたのが、「ツクイ・サンシャイン杉並」。同じ建物内で暮らせば毎日のように敏則さんと顔を合わせられると考えたからです。
「死ぬまで”自分は自分”っていうことですよ」
敏則さんのために老人ホームで暮らすことを選択した明美さん。「ぼーっとしていたらいけない」と話す姿は生き生きとしています。
明美さんは、敏則さんと2人でどんな思いを持って老人ホームで暮らしているのでしょうか?詳しく伺いました。
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