「ちょっとだけ話し相手がほしい」「1人の時間が寂しい」など、超高齢社会である日本ではそういった思いを持った高齢者が増えているとされています。
というのも、総務省によると、65歳以上のひとり暮らしの世帯が増えていることがわかっているそう。65歳以上の単独世帯は、2010年には20%ほどでしたが2020年には30%を超えており、2040年には40%にのぼるという推計も出ています。
そこで、株式会社2Lは会話サービス「ざつだん」と総合生活補助サービス(家事代行サービス)「マッチ」の提供を開始。「話し相手がほしい」「ちょっとした困りごとを頼みたい」といった、超高齢社会で求められるニーズに合わせたサービスを始めました。
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株式会社2Lが提供開始した会話サービス「ざつだん」と総合生活補助サービス(家事代行サービス)「マッチ」は、日常の困りごとを解決するサービスです。
会話サービス「ざつだん」は、個人・法人のどちらも利用できるのが特徴です。
例えば、「ひとり暮らしで寂しいので話し相手がほしい」「入院中に時間を持て余してしまう」という個人の悩みを解消。法人に対しては「利用者と話す時間を書類作成の時間にあてたい」「利用者の会話時間を増やしたい」といった依頼も受け付けるそうです。
また、「マッチ」は従来の家事代行サービスのように大掛かりなものでなくても依頼可能。「電球を取り替えてほしい」「寂しいからご飯を一緒に食べてほしい」「掃除を手伝ってほしい」などのちょっとした困りごとでも対応してくれます。
この2つのサービスは、当日の予約でもOKな点が魅力。個人の依頼は2時間前、法人の場合は3時間前からできるので、「すぐ依頼したい」というときでもスピーディーに対応しています。
高齢化に伴って、”ちょっとした”困りごとを抱えた高齢者は増えていくでしょう。さらに、高齢者が増えると同時に介護現場の負担も大きくなります。介護現場は慢性的な人手不足に悩まされているため、そうした”ちょっとした”ことに対応する余裕がなくなりつつあります。
そこで、介護のプロが介護に専念できるように、こうした”お困りごと解決サービス”を現場で導入するのも良いのかもしれませんね。
さらに、「ざつだん」サービスはその名の通り雑談をするだけ。体力の心配がある人でも働けますし、シニアの豊富な経験が生かせるかもしれません。そのため、元気なシニアの仕事としてもピッタリではないでしょうか。
ただ、このサービスは始まったばかりなので、提供されているのは都内の一部エリアのみ。もっと広まると使いやすいサービスになりそうですよね。
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