先日は「ビリヤードで認知症予防」というニュースをお伝えしましたが、今日は「eスポーツ」です。
eスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ」の略称で、簡単に言えばコンピューター・ゲームを使っての競技、ということになります。
ゲーム=指先と頭を使う、と考えると確かに認知症予防に効果がある気がしますが、理由はそれだけではないそうです。その理由と、現状の盛り上がりについてご説明しますね。
日本初のシニア専用eスポーツ施設「ISR e-Sports」は2020年7月、神戸市中央区にオープンしました。約2年経った今では、60~90歳の高齢の会員が150人にも上り、日によっては最大6席の予約が満席になるほどだそう。
施設の特徴として、シニア向けならではのルールを設けていることが挙げられます。それがこちら。
あくまで健康増進、そしてのめり込まない範囲で楽しむことを目的としているため、上記のルールが設定されたそうです。また同時に、全国大会には参加しないなど、“競技”としての性格を抑えていることも特徴です。
あくまでコンピューター・ゲームであるため、体を動かしての運動の代わりになるわけではありません。それでも、手指を使って、また頭を巡らしてのゲームへの参加では、認知症予防に一定の効果が期待できるのは想像に難くありません。
さらにシニアにとってのeスポーツの良いところは、わざわざ施設に出かけておこなうこと、また施設で他の参加者と会話しながらおこなうことなどが挙げられます。それによって社会的な刺激につながり、この点でも認知症予防に効果が期待できるそうなのです。
ゲームでの対戦ですから、年齢や性別、体格は関係なし!「最近、刺激がないわー」などと思っている方は、チャレンジしてみてはいかがでしょう?
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