「健康寿命」という言葉を知っていますか?健康寿命とは、介護や人の助けを借りずに起床、衣類の着脱、食事、入浴などの日常生活を送れる期間のことです。人生100年時代、これから先、生き生きと楽しい人生を送るには「健康寿命」を延ばすことが必要なのです。
そこで大分県は、 『「みんなで延ばそう健康寿命」推進月間』を設けました。また、県では要介護2以上に認定されていない人を対象に、健康寿命とは別の「お達者年齢」を算出。お達者年齢の延伸を目指しています。
中でも中津市は、県内でも男性15位、女性16位とお達者年齢が短い状況。それを受けて市民に健康寿命・お達者年齢を伸ばすために健康的な習慣に変えることを呼びかけています。
健康寿命を延ばすためには、食生活と運動習慣がポイントです。中津市では独自に塩分表を作成し、日頃、食卓に並びやすい食品の塩分をわかりやすく紹介しています。また、運動習慣をつけるために、「おおいた歩得」というアプリを導入。歩いて貯めたポイントで割引サービスを受けられるアプリで、歩いた分だけお得に健康になれるアプリです。
あわせて中津市では、市の公式サイトにて以下のような健康寿命を延ばすポイントを紹介しています。
塩分の摂りすぎは、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞や腎臓病などにつながります。塩分カットの調味料や香辛料を使ったり、香味野菜や柑橘類の酸味を利用して味付けに変化をつけたりして減塩しましょう。
1日の野菜の摂取量は350gです。生野菜の場合は両手で3杯、茹でたものなら片手で3杯程度が目安です。普段の食事では、毎食野菜の小鉢を1皿以上、1日に5皿以上を目指しましょう。
健康寿命を延ばすためになぜ運動が必要なのでしょうか?それは、健康寿命を縮める原因となる転倒・骨折を予防するためです。
運動は、有酸素運動が基本で軽いジョギングやウォーキング、水泳などがあります。この中でもおすすめはウォーキングです。ウォーキングならいつでもどこでもおこなえます。1日8000歩を目指して、運動習慣をつけましょう。
健康寿命を延ばすために取り組みたいこと、それは「禁煙」です。たばこは、心疾患や脳血管疾患の発生を高める可能性があります。
禁煙パッチなどの禁煙補助剤があり、これらを上手に利用することで「楽に」「より確実に」「費用もあまりかからずに」禁煙できます。健康寿命を延ばすために禁煙にチャレンジしてみましょう。
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