家族の介護をしながら仕事を続けていくのは大変なことですよね。そこで、介護離職という最悪の事態を避けるためには、会社の理解が必要になります。
しかし、会社側が社員全員の介護事情を把握するのは難しいことでしょう。
そこで株式会社インターネットインフィニティー(本社:東京都品川区)は、「仕事と介護の両立」を支援する企業向け福利厚生サービス「わかるかいごBiz」のサービス提供を開始しました。
わかるかいごBizは、従業員の介護に関する「実態把握」から、「介護セミナー」「介護情報サイト」「介護ハンドブック」「介護e-ラーニング(情報技術を利用した学習システム)」などの支援施策を提供しています。
また、「介護コンシェルジュ(相談窓口)」を設置することにより、具体的な課題解決のサポートまで、一気通貫の支援を特徴としています。
実際に、わかるかいごBizを導入した企業の例を紹介します。
社員の平均年齢が上昇し、介護問題が深刻化してきたと感じる。介護セミナーによって、介護に関する知識を高めつつ、介護の情報提供をおこないながら社員の実態を把握し、具体的な介護施策につなげたい。
全国の製造拠点(工場)、主な営業拠点で介護セミナーを実施。また、セミナーで実施したアンケート結果をもとに、従業員の実態を分析しました。
仕事をしながら介護をおこなっている従業員が多くいることがわかりました。「遠距離介護」に悩みを抱えている社員も多く、また介護をしている人の30%は、「5年以上」介護を続けていることも明らかになりました。遠距離介護への支援や長期的・継続的な介護支援という観点で、企業の新たな介護施策の見当が必要と考えられました。
総務省の調べによると、介護・看護を理由に離職した人は、2011年10月~2012年9月の1年間で10.1万人にのぼりました。2007年からの5年間では、その数は48.7万人に達します。
近年では男性介護者の数も急増しており、介護者の4人に1人は課長クラス以上とのことです。
介護の問題は決して他人事ではありません。企業を支える従業員が介護に悩んでいたとしたら…。問題解決のために手を貸してくれるサービスがあるということを、頭に置いておくのも良いかもしれませんね。
介護施設への入居について、地域に特化した専門相談員が電話・WEB・対面などさまざまな方法でアドバイス。東証プライム上場の鎌倉新書の100%子会社である株式会社エイジプラスが運営する信頼のサービスです。