株式会社マザーズのグループ会社が運営する宿泊施設「サポートイン南知多」が、革新的な手法によってつくられたサービスを表彰する「日本サービス大賞」の「国土交通大臣賞」を受賞しました。
株式会社マザーズの取締役社長、野口恵介氏はサポートイン南知多を始めた思いについて「障がいのある方やご高齢の方でも、旅行の楽しみを諦めてほしくないという思いでこの旅館を始めた」と語っています。
国土交通大臣賞を受賞した「サポートイン南知多」とはどんな施設なのでしょうか?
サポートイン南知多は、障がい者や高齢者でも安心して宿泊できるように館内すべてをバリアフリー化した旅館です。
また、常駐する介護士に入浴や食事、排泄を介助してもらうこともできます。そのため、高齢者や障がい者など介助を必要とする人の一人旅であっても、安心して宿泊できるのです。
福祉特化型の宿泊施設であるサポートイン南知多には、一般的なホテルなどにはない特徴があります。
例えば、飲み込む力や噛む力が弱くて、通常の食事形態だとむせこんでしまう人には、きざみ食やミキサー食など形態を変えた料理を出してくれるのです。
また、サポートイン南知多のドアは全室引き戸になっているそうです。車椅子を利用している人は、通常のドアだと1人で開けたり閉めたりするのが困難。しかし、引き戸なら車椅子に乗ったまま戸を動かせます。
さらに浴室や部屋の床は、車椅子に乗ったまま通れる強化畳を使用。万が一、転倒しても、畳が衝撃を和らげてくれます。
ほかにも、高齢者や障がい者が安心して宿泊できるように、以下のような工夫が随所に施されています。
介助を必要としている人でも、旅行気分を味わえる場所があるのは嬉しいですね。
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