12月12日の午前7時頃、京都府福知山市の住宅で80代の夫婦が死亡しているのが見つかりました。
室内には荒らされたり争ったりしたような痕跡がなかったことから、警察は夫が無理心中を図った可能性も視野に捜査を進めています。
Contents
12月12日の午前7時頃、京都府福知山市に住む50代の男性から「同居している両親が心肺停止状態になっている」という通報がありました。
消防と警察が駆けつけたところ、89歳の夫は住宅裏で首を吊っていて、85歳の妻も寝室の布団で仰向けになったまま倒れているのを発見。2人はその場で死亡が確認されたそうです。
警察によると、通報した50代の男性は「朝、両親の姿が見えないから探したところ倒れていた」と話していたそうです。
89歳の夫は認知症の妻の介護に悩んでいると話していたことから、警察は無理心中を図った可能性も視野に入れています。
今後は司法解剖などをおこない、さらに詳細な調査を進めていくとしています。
介護は長丁場になるため、1人で抱え込むとしんどくなってしまいます。もし介護のことで悩むことがあったら、近くの「地域包括支援センター」に相談しましょう。
地域包括支援センターは、高齢者が地域で安心して暮らせるサポートをする施設で、全国に5000ヵ所以上あります。
地域包括支援センターにはケアマネジャーや社会福祉士、保健士など介護や医療の専門家が集まっていて、介護に関する相談ができるのです。また外部機関と連携しているため、必要であれば適切な介護サービスにもつなげてくれます。
自分の力だけでなく、さまざまな人の力を借りることが、長く介護をしていくためには必要かもしれませんね。
介護施設への入居について、地域に特化した専門相談員が電話・WEB・対面などさまざまな方法でアドバイス。東証プライム上場の鎌倉新書の100%子会社である株式会社エイジプラスが運営する信頼のサービスです。