朝日生命保険株式会社は、自身の老後と介護に関するアンケート調査を実施しました。
その結果、人々が思っている老後に対する不安の正体が見えてきたのです。
Contents
今回の調査は、以下の要領でおこなわれました。
なお、この調査はインターネット上で実施されたものです。
アンケートでは、まず「老後について不安を感じるか」と尋ねました。すると、「不安」「少し不安」という回答が83.3%に上りました。年代別で比較しても大きな差は見られないことから、20代から60代までの幅広い世代で自身の老後について何らかの不安を抱えていることがわかりました。
次に「老後のどんなことに不安を感じるか」と尋ねると、「お金が足りなくなること」と答えた人の割合が約85%と圧倒的。続いて「身体機能が今より衰えること」と回答した人が70%、「認知症になること」と回答した人が約55%でした。
今回のアンケートで「老後資金はどれくらい準備する必要があるか」と尋ねました。すると、2000万円以上の金額を答えた人の割合が50.1%と過半数を占めたことが判明。500万円以下という回答は5%未満でした。
この結果を年代別に比較すると「わからない」と回答した人がどの年代でも20~30%いることも明らかになりました。
さらに、「老後資金の準備としておこなっていることはあるか」と尋ねると、57%の人が「銀行預金などの貯蓄」と回答。また33.8%の人が「iDeCoや投資信託、株式などの資産運用をしている」と回答したこともわかりました。iDeCoとは、自分で掛け金を運用するタイプの年金です。国が加入を推奨していることもあって、加入する人も年々増えているそうです。
一方で、「老後の資金準備を一切していない」と回答した人も約20%いることが判明しました。
定年退職したあとは、ほとんどの人が年金のみに収入を頼ることになります。しかし生活費や医療費などがかさむことも考えられるため、年金だけでは生活が苦しくなる可能性があります。
今のうちに老後の資金準備をしておくと、将来への不安も少し解消されるかもしれませんね。
介護施設への入居について、地域に特化した専門相談員が電話・WEB・対面などさまざまな方法でアドバイス。東証プライム上場の鎌倉新書の100%子会社である株式会社エイジプラスが運営する信頼のサービスです。