2022年5月13日に道路交通法が改正され、一定の違反歴がある75歳以上の高齢ドライバーに対して、運転技能検査の受検が義務付けられました。
2022年12月までに約7万人が受検し、そのおよそ90%が合格したことが明らかになったのです。
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2022年5月13日に道路交通法が改正。高齢ドライバーによる事故を減らすことを目的に、一定の違反歴がある75歳以上の高齢者に対して、免許更新時に運転技能検査(実車試験)の受検が義務付けられました。この検査を受検しなければ、運転免許証の更新はできなくなります。
なお、技能検査の対象となる主な違反行為は以下のとおりです。
また、運転技能検査の内容は以下のとおりです。
以上の項目で検査がおこなわれ、100点満点中70点以上で合格となります。
このような運転技能検査を2022年12月までに7万7083人が受検し、その89.6%である6万9041人が合格したことが明らかになりました。
警察庁の担当者は「受検を通して安全運転の方法を再確認してもらいたい」としています。
5月13日の道路交通法改正で、運転技能検査以外にも高齢ドライバーによる事故を防ぐための制度が導入されました。それが、サポートカー限定の運転免許制度です。
一般の自動車に比べて、より安全に運転可能な機能が搭載されている「安全運転サポート車(サポートカー)」限定で運転できるという条件を、普通免許に付与できるようになりました。
サポートカーの条件は以下のとおりです。
以上のようなサポートカー限定免許制度を利用している人は、2022年12月末までに14人だったことがわかりました。
高齢ドライバーによる事故を減らすべく、国もさまざまな対策を打ち出しています。これらの対策が功を奏して、事故が減ってくれると良いですね。
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