さまざまな調査を請け負っている日本リサーチセンターが、将来の介護に関するアンケート調査を実施。その結果、4割以上の人が「配偶者の介護をヘルパーなど介護サービスの人に頼みたい」と考えていることが明らかになりました。
今回の調査は、以下の要領でおこなわれました。
なお、今回のアンケートは、配偶者がいる人を対象に実施されたものです。
アンケートでは、まず「将来、配偶者の介護を誰に頼みたいか」と尋ねました。すると、「ヘルパーなど介護サービスの人に頼みたい」と回答した人が42%で最多であることが明らかになったのです。続いて「自分が介護をしたい」と回答した人が31.3%、「自分の子どもに頼みたい」と回答した人が7.1%でした。
以上の結果を性別に分けて見てみると、女性では「ヘルパーなど介護サービスの人に頼みたい」と回答した人が53.1%と過半数を占めていたのに対し、男性では「自分が介護をしたい」と回答した人が32.8%で、「ヘルパーなど介護サービスの人に頼みたい」と回答した人(29.4%)を上回っていたことがわかりました。
続いて、配偶者の介護を「介護サービスの人に頼みたい」と回答した人に対して、その理由も尋ねました。すると「家族や自分の肉体的負担を減らすため」という回答が65.2%と過半数を占めていたことが判明。続いて、「家族や自分の精神的負担を減らすため」という回答が56.3%、「介護サービスの人の方が、対応やスキルに安心感があるため」という回答が43.2%でした。
配偶者であっても、長期間に渡って24時間体制の介護を続けるのは、心身に大きな負担がかかります。共倒れにならないためにも、必要に応じて介護サービスの利用を検討してみても良いかもしれませんね。
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