季節はずれの暑さとなった4月20日の富山県で、熱中症による高齢者の死亡が相次ぎました。
厚生労働省は、「高齢者は暑さに対する感覚機能や、体温調節をする機能が低下しているので注意してほしい」と呼びかけています。
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警察によると、4月20日の夜、富山県立山町在住の86歳の女性が自宅付近の畑で倒れているのを家族が発見したとのこと。救急隊が到着したものの女性の意識は戻らず、その場で死亡が確認されたそうです。
この日の富山県では、最高気温が27度にもなり季節外れの暑さとなっていました。警察は女性が熱中症で死亡した可能性も踏まえ、死因を調べるとしています。
また、同日、富山県富山市に住む73歳の男性が山菜取りをしていたら、急に体調不良を起こし死亡した事故もありました。警察が司法解剖をしたところ、男性は熱中症で死亡したとみられています。
厚生労働省によると、熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者とのこと。体温の調節機能や暑さを感じる機能などが低下しているため、一般成人に比べて熱中症になりやすいそうです。
では、どうすれば熱中症を予防できるのでしょうか?
厚生労働省は、以下のような対策が有効だとしています。
これから季節の変わり目になるため、寒暖差が大きくなることが予想されます。急な暑さで体調を崩さないためにも、適切な熱中症対策をおこなっていきたいですね。
参考:「熱中症予防のための情報・資料サイト」(厚生労働省)
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