さまざまなソフトウェアの開発などを手がける富士ソフト株式会社は、介護認定審査会に特化した情報共有システム「moreNOTE介護認定審査会デジタルパック」を開発。2023年4月26日にリリースしました。
介護認定審査会のデジタル化を推し進めることで、介護現場の業務改善を促すとしています。
そもそも、介護認定審査会とはどのようなものなのでしょうか?
介護認定審査会とは、「介護の必要性がある」と思われる高齢者などを対象に実施される、要支援・要介護度を判定する機関のこと。コンピューターによる事前判定の結果をもとに、医療や介護、保健の各専門家が集まって対象者の状態を審議し、要支援・要介護度の最終決定をおこないます。
判定結果は、軽いものから非該当(自立)、要支援1~2、要介護1~5の8段階。それぞれの介護度に応じて、ケアマネジャーがケアプランを作成します。
富士ソフトが今回開発した「介護認定審査会デジタルパック」は、「moreNOTE」と呼ばれる、資料をパソコンやタブレッドなどのデジタル機器で共有する会議システムに搭載。審査員は、会議カレンダーから登録された審査会資料に素早くアクセスできるのだそうです。
ほかにも、「介護認定審査会デジタルパック」には以下のような機能が搭載されています。
高齢化社会が進むにつれて、要支援・要介護度の認定を必要とする人もますます増えています。このサービスが普及していけば、今よりも早い段階で高齢者を適切なケアにつなげられるかもしれませんね。
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