株式会社マイナビは、全国の企業と個人を対象に、非正規雇用の高齢者採用に関する企業調査を実施。その結果、非正規雇用で65歳以上の高齢者を採用している企業が過半数を占めていることが明らかになったのです。
今回の調査は、以下の要領でおこなわれました。
アンケートの中で、「非正規雇用で65歳以上の高齢者を採用しているか」と尋ねたところ、「採用している」と回答した企業が66.4%と過半数を占めることが明らかになりました。
高齢者を採用している企業を業種別にみてみると、「警備」が89.4%で最多。次いで高齢者を採用している企業が多い業種は「介護」で79.6%、「ドライバー」で78.6%となりました。
また、「今後シニアを(積極的に、もしくはどちらかと言えば)採用したい」と答えた企業が65.8%で、前年のアンケートより2.6%増加したことが判明。業種別では「警備」が78.9%で最も高く、それから「清掃」が77.3%、「ドライバー」が72.6%と続きました。
次に「高齢者を採用したい理由」について複数回答で尋ねると、「人手不足の解消や改善につながるから」と回答した企業が最も多く、その割合は51.2%でした。また「専門性が高い・経験が豊富」「これまでに採用した高齢者が優秀だったから」という回答も一定数みられました。
逆に、「高齢者を採用したくない理由」も複数回答で尋ねました。すると、「体力面や健康面が不安」という回答が53.7%で最多。「特に必要性を感じない」「能力やスキルが不安」という声も目立ちました。
国の政策でも、段階的に定年を70歳にしていくなど、高齢者でも働きやすい環境が整備されつつあります。自分らしくいられて長く働ける職場を見つけていきたいですね。
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