ナレーターなどが朗読した音声を聴いて楽しむ「オーディオブック」の配信サービスを運営している株式会社オトバンクは、50歳以上の中高年を対象に読書習慣に関する調査を実施。その結果、「月に1冊も本を読まない」と回答した人が過半数を占めていたことが明らかになったのです。
今回の調査は、以下の要領でおこなわれました。
なお、今回の調査は、デジタルマーケティングなどを手がけるアイブリッジ株式会社が、オトバンクから委託されて実施したものです。
アンケートの中で、1ヵ月間の読書量について尋ねたところ、「1冊も読まない」と回答した人が56%と過半数を占めていたことが判明。「7冊以上」と回答した人はわずか5.5%に留まりました。
また、若い頃と比べたときの現在の読書量について尋ねると、55.8%の人が「(大幅に・やや)減った」と回答。逆に「(大幅に・やや)増えた」と回答した人は10%未満でした。
さらに、「若い頃と比べて本が読みづらくなったと思うか」と質問。すると、「読みづらくなった」と回答した人が74.8%に上ったことがわかりました。
その理由について尋ねると、87%と大多数の人が「老眼や視力の低下」が原因で、本が読みづらくなったと回答していたことが判明。それから、「集中力が続かない」「ほかの趣味や楽しみに時間を使うようになった」「本を読む環境がなくなった」といった回答が続きました。
「本が読みづらくなった」と回答した人に、「読みづらいという悩みがなければもっと本を読みたいと思うか」と尋ねたところ、70.6%と過半数の人が「もっと本を読んでみたいと思う」と回答したことがわかりました。
最近では、音声で本を聴くオーディオブックや高性能な拡大鏡なども発売されています。一度気になったものやサービスを試してみても良いかもしれませんね。
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