2023年12月13日厚生労働省は、兵庫県芦屋市に住む糸岡富子さんが国内最高齢になったと発表しました。糸岡さんは1908年5月23日生まれで、現在115歳だと言います。
厚生労働省は12月13日、兵庫県芦屋市に住む糸岡富子さんが115歳で国内最高齢になったことを明らかにしました。
芦屋市によると、糸岡さんは大阪市に生まれ、1990年に芦屋市に移住。現在は子どもが4人、孫が5人いるそうです。
また、学生時代はバレーボール部に所属し、スポーツに打ち込んだと言います。かつては100歳を過ぎてからも、自宅から神社までの道のりおよそ3キロを散歩することもあったそうです。
現在は歩くのは困難な状態で、芦屋市内の特別養護老人ホームに入居していると言います。
12月12日以前に国内最高齢だったのは、大阪府柏原市在住の巽フサさんで116歳。12日に病院で死亡が確認されました。関係者によると、死因は老衰だと言います。
巽さんは2023年に入ってからはほぼ寝たきりの状態だったそうです。
息子の巽完次さんはメディアの取材に対し、「よく頑張ったと思っている。誰にもできないことを成し遂げた」と話しました。
厚生労働省の発表によると、2023年における100歳以上の高齢者は9万2139人に上ることが判明。女性が全体の89%を占め、その人数は8万1589人だとしています。
また、人口10万人当たりの100歳以上の高齢者が最も多いのは島根県。10万人当たり約155人の高齢者がいるといいます。
医療技術が今後さらに発展していけば、今よりも多くの人が100歳以上生きられるようになるかもしれません。高齢者が長く健やかに生きられる社会をみんなでつくっていきたいですね。
参考:「プレスリリース」(厚生労働省)
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