総務省の調査により、宮城県にある空き家の数が過去最多の14万戸であることがわかりました。
また、住宅全体の中で空き家が占める割合は12.4%と過去に比べて空き家の割合が増えたそうです。
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総務省は2023年10月1日の時点での「住宅・土地統計調査」を実施。総務省は5年毎に住宅数に関する調査をおこなっています。
総務省がおこなった「住宅・土地統計調査」を踏まえて、宮城県は同県の空き家の数が過去最多になったことを発表しました。2023年の宮城県の空き家の数は14万戸で、前回の2018年の調査時より9500戸増えたそうです。
宮城県の住宅課は今後も各自治体の空き家対策を支援していくとしています。
少子高齢化が進んだ昨今では全国的に空き家が増えており、現状が問題視されています。
空き家は以下の4種類に分類されています。
4種類の空き家の中で問題になっているのは、売りにも貸しにも出されていない「その他」の空き家です。その他の空き家を放置していると持ち主や近隣住民にさまざまなトラブルが起こります。
空き家問題で考えられるトラブルは主に以下です。
トラブルの中でも、景観の悪化や不法侵入は周辺地域の治安の悪化につながるので注意が必要です。
空き家が起こるタイミングは一人暮らしの親が施設に入居したときや亡くなったときなど。家族が住んでいる家を将来どうするのか、早いうちから話し合っておきたいですね。
参考:「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」(総務省)
参考:「増え続ける空き家~2つの空き家問題~」(空家・空地管理センター)
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