神奈川県川崎市に2021年にオープンした「川崎ラシクル」は、高齢者、障がい者、子ども、子育て世代を支援する複合福祉施設です。川崎ラシクルには特別養護老人ホーム・障がい者入所施設、保育園など、さまざまな人が利用できる施設が併設されています。
また、介護職が”憧れの職業”になることを目指して、制服のデザインにもこだわっているそう。福祉製品などの開発拠点も併設しており、介護の魅力向上にも力を入れています。
市や社会福祉法人、民間企業が力を合わせ、新たな福祉の形を作る拠点となりそうです。
川崎市川崎区にある「川崎市複合福祉センターふくふく」の中に、川崎ラシクルはあります。川崎ラシクルは、川崎市と社会福祉法人三篠会が共同運営する官民複合施設。市内の福祉事業の中心となっています。
この施設の特徴は、高齢者、障がい者、子どもなど、さまざまな人を対象に支援をおこなっていること。施設の中には、特別養護老人ホーム、定期巡回型訪問介護看護事業所、保育園といった多様な福祉サービスの事業所が集まっています。多様な世代を多様な形でサポートする点で、画期的な施設と言えますね。
また、画期的なのはそれだけではありません。
「介護の仕事はオシャレで、憧れる存在でなければいけない」という思いで「DJ COBO(脱ジャージ工房)」というプロジェクトをスタート。「介護職の制服はジャージやポロシャツ」というイメージを覆すため、完全オーダーでデザインした制服を採用しています。
加えて身だしなみや小物などにもこだわり、”おしゃれな介護職”を表現。介護のイメージの革新を目指しているそうです。
このように、川崎市では介護のイメージを変えるために、さまざまなアプローチをしています。
どんな仕事なら「やりたい」と思えるのか、「かっこいい」と感じる仕事はどのようなものかを分析して、介護職イメージ刷新に具体的に活動しているようです。福祉サービスの充実だけではなく、福祉職のイメージを良くする試みにも積極的です。
新しい切り口による福祉の発達ができそうで、これからに期待できますね。
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