「親が急に体調をくずしたので、病院の付き添いをしてほしい」「家族が来られなくなったので、介助を頼みたい」など、在宅介護をしていると想定外のことが起きて、介護保険外で介護が必要になるときもあるかもしれません。
そういったときに便利なアプリが「CrowdCare(クラウドケア)」です。このアプリは介護保険では補えない介護ニーズと訪問ヘルパーをつなぎ、保険外の介護サービスを提供しています。
これまでは、早くても96時間(4日)後の依頼しかできませんでしたが、追加料金を支払うことで最短1時間後の依頼もできるようになったそうです。
訪問介護・家事・生活支援マッチングサービス「クラウドケア」は、介護保険外のサービスを低価格で提供するアプリです。
このサービスの特徴は、病院内の付き添いや家族の分も含めた家事など介護保険では対応できないサービスも提供していることです。
サービス内容は、入浴介助やオムツ交換といった一般的な介護サービスの他にも、入院中の介助などにも対応。「介護保険サービスに追加したい」「泊まりの外出に付き添ってほしい」といった依頼も可能だそうです。
また、このサービスの依頼はネット上でおこない、最短1時間後のサービス提供が可能です。
一般的に介護保険制度を利用しようとすると、申請からサービス利用まで1ヵ月ほどかかることもあるため、急な対応が難しいのが現状。このアプリでは登録しているヘルパーとマッチングができれば、すぐにでもサービスを受けられます。
また、直前の依頼に対応するヘルパーは、時給が高くなる仕組みになっているため、場合によっては時給3000円以上になることもあるそう。加えて、家事や育児などの都合に合わせられるので、ヘルパーが働きやすい環境を実現しています。
こうすることで、「介護の仕事はしたいけど、まとまった時間が取れない」という人材の確保にもつながっているようです。
介護保険サービスを利用する場合、煩雑な手続きがあったり決まった時間でないと利用できないことが多い状況があります。
だからといって介護保険外のサービスを利用したくても、利用費が高額な点が利用者のネックになっていました。
そこでこのサービスでは、登録している利用者と手の空いているヘルパーをマッチングする形にしてコストを削減。その結果、利用料を安く抑えられ、ヘルパーが自由に働ける仕組みとなりました。
つまり、利用者とヘルパーの双方にとって使いやすいサービスと言えそうですね。
慢性的に介護業界は人手不足ですが、こうした仕組みが広まって利用者・ヘルパーのどちらにもメリットが増えると、状況は改善していくのかもしれません。
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