認知機能や記憶力の低下は多くの人が気になるもの。介護予防に脳トレをしている人もいるのではないでしょうか。
そこで、今月16日に脳科学者が監修した脳トレパズルが登場。「やさしすぎず、難しすぎない」脳トレを少しずつでもおこなうことで、脳が活性化して記憶力を鍛えられるそうです。
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世界文化社が今月16日に発売したのは、脳科学者の篠原菊紀氏が監修した『脳が若返る かなカナ文字パズル』です。
これは、ひらがなとカタカナのみのパズルで構成。「ちょっと考えないと解けない」難しさの問題が掲載されています。
例えば、文字の並びかえて単語を見つけるものや、穴あきしりとり、言葉の穴うめ、名前さがしなどさまざまなタイプのパズルが集められています。
そのため、得意なパターンの問題から解いたり、反対に苦手なタイプの問題に挑戦してみたりと得意不得意やそのときの気分に合わせた使い方もできます。
また、このパズルは言葉を探すことで脳を活性化させる効果があります。
例えば、「ぶんこた」という文字から「たんこぶ」に並びかえる「文字の並べかえ」という問題では、頭の中でひらがなの並びかえを考えながら、記憶から意味の通る単語(たんこぶ)を見つけ出したときに脳全体が活性化するそうです。
つまり、言葉を探すことは記憶を探りながら脳に操作を加えることだそう。短時間の記憶をしながら並行して作業する力である「ワーキングメモリ」が鍛えられます。
年を重ねると、認知機能の低下が気になる人も多いかもしれません。
ただ、ひとくちに「認知機能」と言っても中身はさまざま。記憶、理解、学習、思考、言語など、いろんな脳の機能があるため、どの機能をどのように鍛えれば良いのかわからなくなってしまいますよね。
そこで、こういったパズルブックを活用すると、手軽に脳トレができて良いかもしれません。
ちなみに、このパズルはすべて解かなくても大丈夫ですし、やりたい問題に取り組むだけでも効果があるそうです。
もし、「何から始めれば良いかわからない」ということであれば、まずは気軽にできるものから手を付けてみるのも良いのではないでしょうか。
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