政府は、2023年3月13日から屋外・屋内問わずマスクの着用を個人の判断に委ねることを2月10日に決定。しかし、介護職員については「引き続き勤務中のマスクを推奨する」としました。
重症化リスクの高い高齢者と日々向き合う性質上、一般とは異なる取り扱いにしたと見られています。
政府は、2月10日に開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部の会議において、重症化リスクの高い高齢者施設や医療施設では、引き続きマスクを着用することを推奨するとしました。
また、高齢者施設における面会の取り扱いについても協議。「感染症対策に努めることは重要だが、利用者や家族にとって面会は重要なものである」として、地域の感染状況を踏まえながら対面での面会を検討するように呼びかけました。
さらに今回の会議では、施設で感染した高齢者が軽症だったケースについても話し合いがおこなわれました。そこで、高齢者が施設内で療養できるように医師や看護師の派遣など医療提供体制を強化して、療養環境を整えていくことで合意しました。
政府は、一般の人のマスク着用は基本的に個人の判断に委ねるとしています。しかし、高齢者など重症化リスクの高い人と接触する可能性が高い場面では、引き続きマスクを着用することを推奨することにしました。
具体的には、以下の場面でマスクの着用を推奨しています。
規制が弱まることで、コロナ禍で制限されていた利用者の散歩や外出なども少しずつ再開されていきそうです。感染対策を徹底しながら、利用者の笑顔につながる活動が増えていけば良いですね。
参考:「新型コロナウイルス感染症対策本部(第 102 回)資料」
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