新型コロナウイルスの感染拡大で、多くの人が外出を自粛をしているのではないでしょうか。
その状況で特に懸念されるのは、高齢者の認知機能と身体機能の低下。これらが進行すると、認知症やフレイル(虚弱)、要介護状態になってしまう可能性があります。
そこでヤマハ音楽振興会と脳活性総合研究所が共同で開発したのが「脳活性プログラム」です。
これは、音楽に合わせてエクササイズをすることで、脳の活性化や運動不足を解消するプログラム。定期的に脳の検査も受けられるのが特徴です。
脳活性総合研究所から、身体を動かすエクササイズと脳活が自宅でできる「脳活性プログラム」が提供されました。
このプログラムは、ヤマハ音楽振興会の音楽体操「まちかどエクササイズ」と、脳活性総合研究所の「脳検」、「脳活セミナー」の3つが受けられる内容です。
「まちかどエクササイズ」は、リズムゲームや発声トレーニング、歌いながら身体を動かしたりと、楽しみながらできる脳活エクササイズ。認知機能への効果も実証されているそうです。
また、「脳検」とは認知機能のテストです。1項目5分の5項目のテストを受けることで、脳の状況をチェックできるそう。3ヵ月に1回受けられるので、自分の認知機能を定期的に確認できます。
そして「脳活セミナー」は、脳活の最新情報を学べるオンラインセミナー。定期的に開催される予定とのことです。
こうした内容をすべてオンラインで利用可能。パソコン・スマホ・タブレットのどれからでも利用できます。
今回始まったプログラムは、「コロナ禍で家にこもりきりだから何かしたい。でも誰かと集まるのは抵抗がある」という人に良いかもしれないですね。
ずっと家にいると刺激が少なくなって、「気持ちが落ち込んできた」「頭がぼーっとする」ということも多くなってくるかも。そういうとき、何かきっかけがないと活動しにくいものですよね。
そこで、こういったプログラムを活用して、”おうち時間”を充実させるのも良いかもしれません。
ただ、「会員登録しただけで満足してしまって、エクササイズをしない」となってしまってはもったいないので、どうやって生活に取り入れていくかがポイントですね。
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