全国有料老人ホーム協会が敬老の日に向けて毎年公募している有老協・シルバー川柳の入選作品が発表されました。今年で22回を数える今回は、14639句が寄せられました。
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同協会が2001年から公募を開始しました。題材としては高齢者の日常や高齢化社会に関するものであれば一切制限を設けず、応募資格も一切ないためシニア層以外の幅広い年代から川柳が集まります。ちなみに、今回の応募者の最年少は9歳、最年長は107歳でした。
応募者の男女比は男性が63.3%、女性36.3%と昨年に比べ、男性が多い結果となったそうです。題材の傾向として、コロナ関連や定番の「物忘れ」などのワードが目立ちながらも野球で活躍する大谷翔平選手の「二刀流」や「マイクロチップ」など、ニュースやエンタメなどで印象的なワードや時事ネタを盛り込んだ句も見受けられました。
このように共感でき、思わず笑ってしまうようなバラエティー豊かな句が多くありました。
川柳は、生活の中で何気なく感じているものを切り取って短い文字にまとめ共有できるもの。それを色々な人が見ることで「そうそうあるよね」と共感したり、「自分と同じような悩みを持っている人がいるな」と安心する、または「こんな事もあるのか」と新しい発見があったり、短い文字数の中でたくさんのことを読み取れることが魅力ですよね。
来年はどんな川柳が見られるのか楽しみですね。
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