「健康寿命」という言葉をよく耳にするようになりました。健康寿命とは、「介護や人の手を借りず健康的に日常生活を過ごせる期間」のことをいいます。
例えば、高齢者の介護が始まるきっかけのひとつに「転倒・骨折」がありますが、健康寿命を延ばすためには日頃の運動を習慣化できるかということもポイントとなります。
そうした対策につなげるために、石川県白山市はスポーツクラブと連携した高齢者向けの運動プログラムをこの秋から開始することになりました。
このプログラムは、65歳以上の高齢者が対象。市内のスポーツクラブなどに週1回のペースで通い、専門家が作成した個別のプログラムに沿って運動に取り組む内容となっています。
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石川県白山市では、高齢者の健康寿命を伸ばすことを目標として、市内のスポーツクラブと連携した高齢者向けの運動プログラムをこの秋から開始します。
きっかけは、今年3月に『健康づくり推進条例』を制定したこと。「心身が健康で自立した日常生活を送ることができる『健康寿命』を延ばすこと」を目標に掲げています。
市によるとこのプログラムは、65歳以上の高齢者が対象。参加する人ははじめに暗記力や体力を測定するチェックテストを受け、専門家が結果を分析して、その人にあった運動のプランを作成するそうです。
そしてこのプランをもとに、参加者は市内のスポーツクラブなどに週1回のペースで通い、スタッフの指導を受けながらトレーニングマシーンなどを使って1時間程度の運動に取り組みます。自分に合った運動なら、無理なく続けられそうですよね。
運動は身体機能の維持だけなく、脳を活性化させ心身をリフレッシュさせるなどの効果もあるため、認知症の予防にも有効といわれています。
健康寿命を伸ばすためには、日ごろの運動習慣がいかに大切かということがわかりますよね。
白石市のように、行政とスポーツクラブが連携して高齢者が無理なく運動を続けられるような取り組みが広がると良いですね。
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