高齢の親を持つ人にとっては、親が病気をした後や足腰が弱くなったと感じることがあると、「いつどこで転倒するかわからない」と心配しますよね。さらに「どうやってサポートしてあげればいいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。
そこで、株式会社ユニコは高齢者向けに腰と足の部分に衝撃吸収パッドを内蔵したズボン「walka(ウォルカ)」の発売を開始しました。このスボンを穿いているだけで、転倒した際の衝撃を軽減できるそうです。
この商品は、外見は普通のズボンですが、裏返すと「腰」と「膝」に衝撃吸収パッドを装着するポケットが付いていて、この中にパッドを内蔵して着用します。体にフィットして動きを阻害しない作りになっているので、歩きにくさなどはないそうです。
この商品について同社は「日常生活だけでなく、旅行などの普段より歩く機会にもおすすめです」と話しています。
ちなみに、この衝撃吸収パッドは、同社が独自開発したもの。約30%程度の衝撃を低減する素材を選定して開発されたそうです。
2020年版高齢白書によると、65歳以上の高齢者の介護が必要となった原因について「転倒・骨折」が12.5%で第4位となっています。
このことから、高齢者は思わぬ事故から介護が必要になることがわかります。
そうしたなかで、高齢者が転倒しないための対策としてできることは「段差をなくし、手すりをつけるなど生活環境の整備」「運動で筋力やバランス感覚を鍛える」「転倒しにくい靴下や靴を履くこと」だそうです。
この対策にもうひとつ「衝撃吸収パッドが内蔵されたズボンを穿いておく」を追加するとさらに安心できそうですね。このようなシニア向けの商品もいざという時に備えて準備しておくと良いかもしれません。
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