長引くコロナ禍で、老人ホームでは家族の面会に制限を設けているところが多くあります。なかには新型コロナの拡大が始まって以来、ずっと面会を止めている施設や、感染状況に応じて面会時間や人数などの制限をして対応しているところもあります。
なかなか以前のように面会ができない状況ですが、一部の施設ではオンラインツールを使ったオンライン面会に対応しているところも。しかし、WEBツールが浸透しているとはいえない介護現場では、オンラインツールを使うのも一苦労なケースもあるようです。
そこで、Web会議ツールを提供しているRSUPPORT(アールサポート)株式会社は、専用リモコン・スピーカー・カメラを設置するだけで簡単にオンライン面会ができる「RemoteMeeting BOX」を老人ホームに提供しています。
これは、専用のパソコンがなくてもリモコンだけで操作ができるので、パソコンの操作に不慣れな人も手軽に操作できるそうです。
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Web会議ツールを提供しているRSUPPORT社が、販売している「RemoteMeeting BOX」は、リモコン・スピーカー・カメラがセットになったオンライン会議ツールです。
一般的なオンライン会議ツールでは、パソコン内に専用ソフトをインストールする必要があったりと、パソコンの操作に慣れていない人にとってはハードルの高いものでした。そのため、パソコン操作が苦手な人の多い介護現場では、オンライン会議の拡大があまり進んでいないそうです。
対して、今回のオンライン会議ツールはパソコンは不要。カメラやスピーカーもついているので、テレビやモニターをつなぐだけでオンライン面会ができるようになっています。
感染対策のためにしょうがないとは言え、面会ができなかったり施設内での催し物がなくなったりと、施設で暮らす入居者の刺激が少なくなってしまう傾向があります。
しかし、変化の少ない生活が続くと、脳への刺激も減って認知症になってしまうおそれもあるのです。
そこで、オンラインという形でも家族と顔を合わせられるのは、高齢者の健康のためにも良いのかもしれません。オンライン面会であれば、感染リスクはありませんし、遠方にいる家族とも気軽に面会ができます。
ただ、多くの施設ではオンライン面会に予約が必要。家族が入居している施設ではオンライン面会に予約が必要なのか、事前に確認してくださいね。
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