生活協同組合パルシステム神奈川が、相模原市内で高齢者専用の配達コースを試験的に開始しました。
この取り組みでは、商品受け渡しの際に、体調や日々の困りごとの聞き取りをおこない、福祉事業とも連携。利用者とコミュニケーションを積極的に取り、暮らしに寄り添っていくそうです。
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高齢者の配達コースは、相模原市南区の一部地域でパルシステムを利用する約90世帯が対象。週1回、決まった曜日・時間にほぼ同じ職員が訪問し、商品を届けると共にコミュニケーションを取り、利用者に体調不良など異変があった場合は、自治体や警察、消防に通報します。
これは神奈川県と締結する「地域見守り活動に関する協定」に基づいており、配達担当者は下記の専門講座を受講して、利用者の相談にも対応できるよう教育を受けています。
なお対象地域は、相模原市の相武台団地・上鶴間・東林間・南台。対象年齢は70歳以上です。
現在、パルシステム神奈川の利用者は約1万6000人。5年前と比べると170%も増加しています。コロナ禍の影響もありますが、それだけ需要があると言えるでしょう。
配達と共に生活面のサポートサービスは、一人暮らしの高齢者、親族も安心できます。この取り組みが全国に広まっていくと良いですね!
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