12月6日、北海道釧路市で高齢者の女性が運転する車が逆走し、それを避けようとした別の車2台が衝突した事故が発生しました。
逆走した車を運転していた82歳の女性は「誤って逆走してしまった」と話しているそうです。
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事故は北海道釧路市の「釧路新道」と呼ばれる、交通量の多い通りで起きました。
女性が運転する車が、誤って国道につながる道路に侵入してしまい、車は釧路新道を約700mに渡って逆走しました。
逆走してきた女性の車を避けようと隣の車線に留まった車に、同じように避けようとした別の車が追突。運転していた20代と30代の男性が病院に搬送されましたが、いずれも軽傷とのことです。
逆走した車を運転した女性は無傷と見られています。
警察は、女性の運転が過失運転致傷に当たる可能性も視野に入れて捜査を進めています。
高齢者ドライバーによる事故が後を絶たない中、どうすれば事故を防ぐことができるでしょうか?
東京海上日動は、以下のような対策が有効だとしています。
年を重ねていくほど視野は狭くなり、眼球の動きもゆっくりになるため、動体視力が落ちていきます。そのため定期的に眼科を受診し、目のメンテナンスをするのが重要です。
また、加齢で反射神経も鈍くなります。高齢になってからどうしても運転しなければならない場面があったら、若いときの運転以上に慎重な運転を心がける必要があります。
さらに、自分自身は安全運転をしていると思っていても、運転を客観的に見ると危ない場面があったということも考えられます。家族など周囲にいる人に自分の運転が安全か尋ねてみると良いでしょう。
もし周囲の人に「以前より危険な運転が増えた」などと言われたら、免許返納も視野に入れるタイミングかもしれませんね。
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