神奈川県小田原市が、料理に使われている塩分が少ない飲食店や野菜がたくさん摂取できる飲食店を掲載した食べ歩きマップをリニューアルしました。
このメニューは2019年に初めて作られ、市内公共施設や病院などで計1万部を配布しているそうです。
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小田原市は、小田原食品衛生協会の協力で飲食店で提供される料理の塩分量や野菜の使用量に関するデータを入手。それをもとに高血圧予防に役立つ食べ歩きマップを作成しました。
食べ歩きマップには、食塩相当量が1品1.5g以下の「適塩取組店」や野菜使用量が1品70g以上の「野菜たっぷり取組店」、小盛や持ち帰りに対応している「食べきり協力店」計41店舗が掲載されています。
市の担当者は「塩分摂取量の適量化と野菜摂取の促進に取り組み、心筋梗塞などの高血圧が引き金となる疾患の減少につなげたい」と話してます。
和食は洋食に比べ、脂質が少なく栄養バランスが優れているため、ヘルシーなイメージがある人も多いと思います。
一方で、醤油や味噌などをふんだんに使用する和食には塩分も多く含まれるため、塩分摂取量が増えてしまうという側面もあります。
WHOは、1人あたりの1日の塩分摂取量を5g未満に抑えることを推奨しています。しかし2017年に実施された厚生労働省の調査では、日本人は平均して約10gの塩分を1日に摂取していることが明らかになりました。
しかし、塩分の摂り過ぎは高血圧を招くリスクがあるため、塩分の摂取量をできるだけ抑えることが重要です。
そこで、塩や醬油、味噌など塩分量が多い調味料の代わりに、酢や香辛料など塩分がほとんど含まない調味料を使うことで、塩分の摂取量を抑えられます。
「しょっぱい方がおいしい」と思ってしまいがちですが、今回の食べ歩きマップを活用して、”イイ塩梅”のグルメを楽しめると良いですよね。
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