2023年2月24日、料理研究家の岩崎啓子氏が『シニア暮らしにちょうどいい2人分献立』を発売。この本には、高齢者も気軽に調理できて、栄養バランスも取れたレシピが掲載されています。
高齢者が作る料理に特化したこの本には、ほかのレシピ本にはあまり見られない特徴があります。特に、高齢者が健康的な身体をつくるのに欠かせないたんぱく質やカルシウム、それから、弱った腸の動きを助ける食物繊維が豊富なレシピが重点的に掲載されています。
また、血圧が高めの人でも食べられる減塩食のレシピを載せているのも特徴です。
さらに、食事の量が少なくなった高齢者世代でも使い切れる食材量を、レシピの念頭に置いているのもポイント。具体的には、3日間で高齢者に必要な栄養が補給できるレシピになっているのです。
『シニア暮らしにちょうどいい2人分献立』の中には、高齢者が気軽に栄養が摂れるレシピをつくるためのポイントが紹介されています。それが以下の5つです。
特に、血圧が高くなりがちな高齢者が、料理を作る際に留意しておきたいのは塩分量です。
WHOは1日の塩分摂取量を5g以下に抑えることを推奨しています。しかし、日本人の平均塩分摂取量は10g程度とWHO基準の倍以上。『シニア暮らしにちょうどいい2人分献立』の中には、塩分を抑えたレシピも紹介されているため、参考にしてみると良いかもしれませんね。
介護施設への入居について、地域に特化した専門相談員が電話・WEB・対面などさまざまな方法でアドバイス。東証プライム上場の鎌倉新書の100%子会社である株式会社エイジプラスが運営する信頼のサービスです。