株式会社脳活性総合研究所は、自社開発した認知機能検査「脳検」をもとに、さらに受検時間が短縮された検査内容を研究開発したことを明らかにしました。
この研究開発は、東京都立産業技術大学院大学と共同でおこなわれ、その研究結果は「Dementia and Geriatric Cognitive Disorders」という医学誌に掲載されています。
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脳活性総合研究所が開発した「脳検」とは何でしょうか?
一言で表すと「脳の認知機能を自分でチェックする検査」です。オンライン上でおこなうため、パソコンやタブレット、スマホなどから受検できます。
「脳検」では、5つの検査項目があり、その結果がスコアで表示されます。「脳検」の検査項目は以下のとおりです。
以上のように、脳のさまざまな部分を使った問題を複数解くことで、脳の認知機能を多角的に調べることが可能。また、被験者の認知機能の低下具合を平均的な老化による低下スピードと比べることもできます。
今回の研究は、26~82歳の男女323人を対象に実施。25分かけて認知機能の検査をおこなう既存の「脳検」と、受検時間が10分になった短縮版の「脳検」を受検してもらい、その結果を比較しました。
すると、既存の「脳検」と短縮版の結果に、ほとんど差異がなかったことが明らかになったのです。
これだけ詳細な認知機能の検査を自宅でできるのは良いですね。時間も短くなったことで、スキマ時間に気軽に受検できそうです。
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