マーケティング支援事業などをおこなっているADKグループが、「シニアのデジタル白書」を発表。60歳以上の高齢者世代におけるデジタルテクノロジーを使った生活の実態を明らかにしました。
今回の調査は、ゆこゆこホールディングスが運営している高齢者世代向けの宿泊予約サービス「ゆこゆこネット」に登録された会員を対象におこなわれました。調査の概要は以下のとおりです。
アンケートではまず、「スマートフォンを1日にどれくらい使うか」と尋ねました。すると「1~3時間」という回答が51.3%で最多となったことが判明。1日に4時間以上使うと回答した人も一定数見られています。一方、「1時間もスマートフォンを使わない」という回答も32.4%ありました。
次にスマートフォンの利用場面を尋ねたところ、「朝食後・昼食後・夕食後」という回答がそれぞれ50%以上に。このことから、食後にスマートフォンを使う人が多いことがわかりました。それから「起床直後」や「就寝前」という回答が約30%で続きました。
さらに、スマートフォンと他の情報媒体を同時に見聞きする「ながら視聴」をどの程度しているかを尋ねました。すると、約半数が「よく(たまに)する」と回答したことが明らかに。これを男女別にしてみると、男性より女性の方が約15%多く「ながら視聴」をしている人がいることがわかりました。
続いて、「スマートフォンではどんな検索サイトやアプリを使用しているか」と尋ねたところ、「LINE」という回答が79%で最多に。次に「『グーグル』や 『ヤフー』といった検索サイトを使っている」という回答が続きました。一方、FacebookやTwitter、InstagramといったSNSを使用している人は10%ほどにとどまりました。
以上のように、最近では高齢者世代でもスマートフォンに親しんでいる人が多くなっていることがわかりました。スマートフォンは便利ですが、架空請求など詐欺に使われることも少なくないため、怪しいサイトに注意しながら活用していくと良いですね。
参考:「ADKマーケティング・ソリューションズとADKダイレクト、「シニアのデジタル白書2022」を発表」(ADKホールディングス)
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