大阪府吹田市で、高齢女性が「カードが不正に使われている」などと言われキャッシュカードを盗まれるという事件が発生しました。
大阪府警吹田署が逮捕した男は、容疑を認めているそうです。
2023年4月8日、大阪府警はキャッシュカードを盗んだ容疑で男を逮捕したと発表しました。
警察の調べによると、4月7日、男は仲間とともに吹田市に住む高齢女性宛てに「カードが不正に使われている」などと電話をかけたと言います。その後、男は女性宅を訪れ、カード2枚と通帳を偽物にすり替えて盗んだそうです。
この事件が発生する前にも別の高齢者宅に同様の電話があり、警察が吹田駅を警戒していたところ、スマホを見ながら歩き回る不審な男を発見。その後追跡すると、銀行で100万円を引き出したため職務質問をし、容疑が発覚したそうです。
警察の調べに対し、男は「SNSの一種であるツイッターで、闇バイト(インターネット上で募集される非合法なアルバイトのこと。仕事内容は詐欺の受け子や強盗の実行犯など犯罪行為をおこなう)に応募した」と容疑を認めています。
警察によると、最近警察官などを名乗り「キャッシュカードが不正に利用されている」などと電話をかけ、キャッシュカードを盗み取る「キャッシュカード詐欺」の被害が急速に増加していると言います。
電話での説明後、今度は「キャッシュカードを確認しに行く」などの名目で私服警察官などになりすました犯人が自宅を訪れ、被害者が目を離しているすきに、用意しておいた偽のカードと本物のカードをすり替えてしまうそうです。
警察は、このような詐欺から身を守るためには、常に留守番電話に設定しておくのが有効だとしています。
最近では、通話中に自動で音声が録音される迷惑電話防止機能がついた電話なども発売されています。被害を確実に防ぐためにも、こういった電話の購入を検討してみても良いかもしれませんね。
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