ロボット開発などを手がけるドーナッツ・ロボティクスは、仮想空間を使ったVR事業を展開する株式会社メタリアルと協業して、新たな見守りロボット「cinnamon」を開発したことを発表しました。
「cinnamon」には、人間と対話できるAI「ChatGPT」を高齢者向けにチューニングして搭載。まるで人間と話しているような自然な会話ができるとしています。
そもそも、「ChatGPT」とはどのようなものなのでしょうか?
「ChatGPT」とは、アメリカのサンフランシスコにある人工知能(AI)の研究開発機関「OpenAI」によって開発された最新のAIのこと。ユーザーが入力した質問に対して、AIが自然な対話形式で回答してくれます。
また、専門的な分野でも人間と変わらないパフォーマンスを発揮できるくらいの、回答精度の高さが話題になっています。
さらに、最新型の「GPT-4」では、文章だけにとどまらず絵や写真などの抽象的な分野も理解可能。より複雑かつ高度に推論できるようになったのです。
今回、ドーナッツ・ロボティクスとメタリアルが開発した見守りロボット「cinnamon」には、以下のような特徴があると言います。
今回の「cinnamon」が従来の見守りロボットと異なるのは「どんな声かけにも対応可能」なこと。パターン化されていない自然な会話を楽しめるため、高齢者の認知機能の維持と向上にも役立ちそうですね。
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