給湯機器などの製造や販売をおこなっているリンナイ株式会社は、全国2350人の男女を対象に、冷えやヒートショックに関する意識調査を実施。その結果、女性の半数以上が冷えの症状に悩まされていることが明らかになりました。
リンナイは2023年9月24日~10月4日の期間中、全国に住む20~60代の男女2350人を対象に、冷えやヒートショックに関する意識調査を実施しました
アンケートでは、まず冬の時期に多い体の不調について質問。すると、44%の人が「冷え」に悩んでいると回答したことが判明。特に、女性では59%と半数以上の人が冷えの症状に悩まされていることがわかりました。
ほかにも、肩こりや便秘・下痢、気分の落ち込みなどに悩まされていると回答した人も一定数みられました。
以上の結果について、今回の調査を監修した東京都市大学教授の早坂信哉氏は「冷えは運動不足や筋肉量の低下、食事寮の低下などで熱の生産量が減少すると起こりやすくなる。特に女性は、男性よりも筋肉量が少ないため、より冷えに悩まされる人が多い傾向にある。寒いときこそ、しっかり食べて運動することが大切だ」と指摘しています。
冷えを改善するためには、入浴も有効。ただ、冬場に入浴する際は「ヒートショック」に気を付ける必要があります。
ヒートショックとは、急激な温度差によって引き起こされた血圧の乱高下が原因で、失神や脳卒中などの症状が起こること。特に高齢者は循環器や自律神経の機能が低下しているため、ヒートショックが起こりやすいとされています。
今回のアンケートでは、ヒートショックの認知度も調査しました。その結果、「ヒートショックについて、よく(ある程度)知っている」と回答した人が全体の65%に上ったことが判明。一方で、「名前だけ知っている」と回答した人が25%、「まったく知らない」と回答した人が10%いたことも明らかになりました。
温度差が5度以上あればヒートショックは起こりうると言われています。ヒートショックを予防するためには、脱衣所では小型のヒーターを使用するなど、温度差を少なくする工夫が大切ですね。
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