福井県警察本部の調査で、去年1年間に福井県内で発生した交通事故で亡くなったのは20人と判明。交通事故で亡くなった20人のうち、14人は65歳以上の高齢者ということがわかりました。
福井県警察本部の調査によると、去年1年間に福井県内で発生した交通事故は2万1582件と、2022年と比べて1216件増加しました。
また、交通事故で亡くなった高齢者14人のうち、11人が自動車の運転者、もしくは同乗者。そのうち、8人はシートベルトを着用していませんでした。
そして、交通事故で亡くなった高齢者14人のうち3人は、いずれも夜間に交通事故に遭った歩行者で、反射材を身に付けていませんでした。
警察は高齢者が関係する交通事故が相次いでいることを受けて、「高齢者を中心に交通マナーを守るよう周知するとともに、車のすべての座席でシートベルトを着用し、夜間に外出する際は反射材の着用を徹底するように」と呼びかけています。
警視庁のホームページでは、実際の死亡事故例を踏まえて、いくつかの視点から交通事故防止のアドバイスを掲載しています。
高齢者の交通事故防止のチェックポイントは以下です。
車の運転中はもちろん、歩行中にも交通事故の危険はあります。警視庁によると、高齢者の死亡事故の多くは自宅から500m以内の場所で発生しているそうです。少しの外出でも反射材を身に付けるのがおすすめです。
交通事故は少しの気の緩みから起きることが多いです。普段から交通ルールを守る習慣を付けることで交通事故を防げると良いですね。
参考:「防ごう!高齢者の交通事故!」(警視庁)
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