看護師が24時間常駐している場合でなければ、多くの介護施設で看護師のオンコール体制をとっています。
このオンコール体制とは夜間帯に何かあったときのために、看護師が自宅で待機すること。しかし、深夜に電話がかかってきたり負担がかかるため、オンコール対応が必要な施設では看護師の求人に応募が少ないという問題があったそうです。
そうした問題に応えたのが、夜間オンコール代行サービスを提供するドクターメイト社。すでに400以上の施設で導入されており、8000件のオンコール実績に到達したとのことです。
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特別養護老人ホーム、有料老人ホームなどに特化した夜間オンコール代行サービスを提供しているドクターメイト社。今回、そのオンコール実績数が8000件を超えたそうです。
この夜間オンコール代行サービスとは、同社の看護師が施設の看護師の代わりにオンコールに対応するサービスです。
このサービスを導入することで、看護師の負担が減って退職を思いとどまったり、「オンコールなし」で採用を出せるため、求人応募が増えたという事例もあるそうです。
多くの介護施設では、看護師は夜間オンコールで自宅待機しています。夜間帯に入居者の異変があった場合に、救急車を呼ぶのかを看護師が判断するためです。
しかし、オンコール当番になった場合、深夜に連絡が入ることもあるので「いつ電話が鳴るかわからない」と不安を感じることも。また、介護スタッフも看護師の負担が大きい状況を知っているため、「オンコールしづらい」といった声もあがっています。
この夜間オンコール代行サービスでは、同社の看護師が常に待機しているため、施設の看護師の負担がなくなります。さらに介護スタッフも気兼ねなくオンコールできるため、入居者のちょっとした変化でも看護師の指示を仰げるようになった施設もあるそうです。
加えて、「オンコールレポート」を対応後に施設へ送信。介護職員の書類作成の手間が省けて、業務負担の軽減につながっているそうです。
対応する看護師も、夜勤の介護職員にもオンコールの負担は大きいものです。
もちろん、利用者に何かあった場合を考えれば待機する必要があるのですが、オンコール担当を同じ看護師がおこなって負担が偏っているという問題もあるようです。
そこで、こういったサービスがあると負担が減って助かりますよね。
「オンコールは施設の看護師がやるもの」と考えてしまいがちですが、ちょっと考え方を変えて新しいサービスに目を向けてみるのもいいかもしれませんね。
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