コロナ禍でオンラインサービスが増えたのと合わせて、シニア世代にスマートフォンが拡大しつつあります。
「NTTドコモ モバイル社会研究所」が2021年におこなった調査によると、60代のスマホ所有率は80%、70代は62%。前年の調査では80代が69%、70代が48%だったため、1年間でスマホが大きく広まったことがわかります。
しかし、そこで問題になるのが、スマホの使用方法やネットセキュリティ。「どうやって操作するの?」「よくわからない料金の請求が送られてきた」といった声を聞いたことがある人もいるかもしれません。
そこで、NPO法人デジタルライフサポーターズネットが「スマホの教え方、教えます」冊子を法人サイトにて公開。高齢者へスマホを教えるときのコツについて教えています。
NPO法人デジタルライフサポーターズネットは、子どもからシニアまで広い世代に向けたパソコン教室などを実施している法人。特にシニア向けスマホ講習会は2000時間以上もおこなっている実績があります。
今回、同法人がスマホ講習会を開催しているノウハウを詰め込んだ「スマホの教え方、教えます」という冊子を法人サイト上で公開。「どうやってスマホを使ったら良いの」と高齢者に聞かれたときにわかりやすく教える方法を無料で見られます。
この冊子は、「教える人の心構え」「スマホの設定」「用語」など、スマホを利用するうえで必要な基本的な内容を網羅。スマホに慣れていない高齢者にもわかりやすい伝え方も紹介しています。
例えば、アプリは「スマホ画面に並んでいる丸や四角のこと」、QRコードは「スマホで読み取るとさまざまな情報が表示される」など、わかりやすい伝え方を具体的に例示。教える側もとまどってしまうような質問にも対応できるように配慮されています。
スマホを購入してから、なんとなくで使えるようになった人もいますよね。でも、改めて説明するとなると、何と言えば良いのかわからなくなってしまうこともあるかもしれません。
そんなときに、今回の冊子のように”教え方を教える”冊子があると助かりますね。
特に、スマホに慣れていない高齢者には「アプリ」「ダウンロード」といったカタカナの単語が苦手な人が多く、説明書きを読んでもわからないこともあります。
そこで、この冊子を活用してわかりやすい言葉で伝えることで、スマホ操作に悩むシニアが安心してスマホを使いこなせるようになるかもしれませんね。
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