介護現場の人手不足は深刻です。2025年には約30万人の介護人材が不足すると言われています。そのため、限られた人材で効率的に業務を進めていくために介護現場の業務改善は必須と言えます。
しかし、現場では依然として記録業務は手書きというところも多く、業務改善につながるデジタル化は進んでいないのが現状です。
そこで、kanata株式会社は、記録を音声で入力できるデジタルツール「kanaVo mobile」を発売しました。これは、携帯端末が音声で認識した介護スタッフと利用者の会話を文章化し、「AI(人工知能)」が自動的に記録するというものです。
これによって、介護スタッフは介助中の出来事やバイタルデータなどを声でメモ取りできるようになるため記録業務の効率化が期待できるそうです。
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kanata株式会社は、デジタルツール「kanaVo mobile」を発売しました。
これは、「音声認識」により介護スタッフと利用者の会話を文章で書き出し、「AI」が自動的に要約して記録するというデジタルツール。利用者のバイタルデータや介助中の出来事をメモ代わりに記録できるそうです。
ちなみに、この「kanaVo mobile」は、巡回中や介助中に両手を使わなくてもハンズフリーで操作可能。携帯端末に記録された文章は一覧表示で確認できるそうです。これまでのように手書きでメモ取りをする手間や、記録をし忘れることもなくなりそうですね。
人材不足が深刻な介護現場。人材不足を解消するためには人材確保をすることに加え、業務の効率化を進めていく必要があります。
そのなかでも、時間のかかる記録業務のデジタル化は急務。記録作業を効率化できれば、介護スタッフの負担を軽減できますよね。
「記録に追われて利用者と関わる時間が取れない!」と、日々もどかしく感じている多くの介護スタッフの想いにも応えられるのではないでしょうか。本来の業務である介護サービスに割ける時間が増えると、ケアの質の向上にもつながりますね。
介護スタッフの負担を減らすデジタル機器が、介護現場に増えていくことを期待したいですね!
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