10月25日、電子データ交換サービスを提供しているプラネットは、「高齢者介護に関する意識調査」というアンケートを9月に実施。20~70代の男女4000人を対象に、インターネット上で調査がおこなわれました。
今回のアンケートの「家庭で高齢者介護をしたことがあるか」という問いでは、約20%の人が「したことある」と回答。さらに介護経験のある人のうち5%の人が「二人以上」と答えました。
また、「家族内で誰を介護したことあるか」という問いでは、父や母といった親の介護が67.6%で最多を占めました。
高齢者の介護をした、またはすることを想像したときに「介護は負担に感じるか」という問いでは、「(とても・やや)負担に感じる」と回答した人が約90%という結果に。特に介護未経験のグループでは「とても負担に感じる」と回答した人が約60%となりました。
一方、介護を1人経験した人のグループでは「とても負担に感じる」とした人が約35%と、介護未経験のグループより少なくなっていることがわかります。
このことから、介護をまったくしたことない人の方が、より「介護は負担になりそうだ」と思っていることが明らかとなりました。
続いて、「介護施設に入所したいか」という問いでは、「入所したい」と回答した人が45.9%、「入所したくない」と回答した人が54.1%とほぼ半々という結果になっています。
さらに、入所したい理由を尋ねると、「家族に迷惑をかけたくないから」と答えた人が70%以上で最多。他には、「安心・安全に過ごせそうだから」や「負担がお金の面だけで済むから」といった理由も挙がりました。
一方「入所したくない」と答えた人にも理由も尋ねると、「家で過ごすほうがいいから」「経済的な負担が大きいから」と回答した人が多数を占めています。
どんなに両親のことを大切に思っていても、多くの人が想像している通り、24時間365日の介護では共倒れになる恐れも。適切に介護施設などの福祉サービスを活用することが、力を抜いて介護をするコツなのかもしれません。
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