朝日生命保険相互会社は、自分の老後や介護に関する調査を実施しました。
その結果、自分に介護が必要になったら「介護施設に入居する」と回答した人の割合が、半数以上を占めていたことが明らかになったのです。
今回の調査は、以下の要領でおこなわれました。
なお、この調査はインターネット上で実施されました。
アンケートの中で、「将来、自分は介護が必要な状態になると思うか」と尋ねると「思う」「少し思う」と回答した人が68.7%という結果に。年代別で見てみると、将来介護が必要になると思っている割合が最も低い20代でも「将来介護が必要になると思う」「少し思う」と回答した人が66.6%に上りました。
この結果から、世代に関わらず介護が必要になることを想定している人が多いことが判明したのです。
また、「将来自分が介護される状態になったときに誰に介護されたいか」と尋ねたところ「介護ヘルパーなど第三者」という回答が37.4%で最多に。次に「夫または妻」という回答が22.1%で続きました。
この結果を男女別で比較すると、男性は「妻に介護してほしい」と回答した人が28.9%、「第三者に介護してほしい」と回答した人が30.7%と回答が拮抗。一方、女性は「第三者に介護してほしい」と回答した人が43.7%で、「夫に介護してほしい」と回答した人は15.7%にとどまりました。
このことから、男女によって「誰に介護されたいか」が大きく異なることがわかりました。
さらにアンケートの中では「自分に介護が必要になったら、どのような介護生活が望ましいか」と尋ねました。すると半数以上の56.5%の人が「介護施設に入居する」と回答したことが明らかになったのです。
この問いに対し「自宅で家族に介護してもらう」と回答した人は21.9%、「自宅で家族以外に介護してもらう」と回答した人は19%でした。
自分に介護が必要になるかどうかは、そのときになってみないとわかりません。事前に、自分に介護が必要になったときのことを想定し、誰かに伝えてみると良いかもしれませんね。
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