NTTドコモが運営しているモバイル社会研究所が、60~79歳の男女を対象にスマートフォンのセキュリティ対策に関する調査を実施。その結果、半数以上の人が「自分のセキュリティ対策は不十分だと思うが、何をすれば良いかわからない」と思っていることがわかりました。
今回、モバイル社会研究所が実施した調査の概要は以下のとおりです。
なお、今回の調査は、調査員が高齢者の自宅に訪問し、アンケート用紙を配布するという方法でおこなわれました。
まず、「スマートフォンのセキュリティ対策は十分にできているか」と尋ねたところ、60代では「あまりできていない」という回答が41%、「できていない」という回答が12%でした。つまり、半数以上の人が「スマートフォンのセキュリティ対策が(あまり)できていない」と思っていることが明らかになったのです。
また、70代の人では「セキュリティ対策ができていない」という回答がより多いことが判明。「あまりできていない」という回答が38%、「できていない」という回答は26%で、合わせて6割以上の人が「セキュリティ対策が(あまり)できていない」と回答しました。
一方、「スマートフォンのセキュリティ対策は十分にできている」と回答した人は、60代で6%、70代で7%とごく少数にとどまりました。
次に、セキュリティ対策が不十分な理由についても尋ねました。すると、「何をすれば十分かよくわからない」という回答が、60代70代ともに半数以上を占めて最多の回答だったことが明らかになりました。
それから、「不審なメールが届く」「対策方法がわからない」などという回答が続きました。
今回の調査で、シニアの不安事のひとつにスマホのセキュリティ対策があることがよくわかりました。
そこで、簡単にできるセキュリティ対策を紹介。まだやっていない人は、パスワードを使わないと画面が開かないように、スマートフォンをロックすると良いでしょう。スマートフォンを落として他人が拾ったとしても、簡単に画面が開かないため安心ですよ。
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