2023年2月20日、電話を使った詐欺の容疑で28歳の男が逮捕されました。
この男は、去年の8月に青森県に住む70代の女性から現金290万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察の調べによると、容疑者の男は2022年8月下旬に青森県に住む70代の女性に対して「大手工務店で働いているミヤケ」などと名乗って電話したそうです。
それから、「老人ホームを作る予定で、地元の人は優先して入れる。もし入居希望なら、あとで返金するので、いったん現金300万円を振り込んでほしい」などと言い、現金を要求。女性から現金290万円をだまし取ったと見られています。
女性は詐欺に気づき、事件に遭った翌月に被害届を提出。警察が捜査を進めていました。
容疑者の男は、これまでも同様の容疑で3度逮捕されているとのこと。警察は犯行の動機などを含め、詳しい調査を進めていくとしています。
高齢者を狙った電話を使った詐欺事件が後を絶ちません。どうすればこういった詐欺を防げるのでしょうか?
警察によると、犯人からの電話は警察の捜査が及ばないようにほとんどが非通知。それも、被害者宅の固定電話にかかってくることが多いそうです。そのため、固定電話に非通知拒否設定をすれば、犯行電話を受けることなく被害が防げる可能性が高いとしています。
また、音声の録音機能がついている固定電話機を使用するのも有効だそうです。
直接会うこともせずに、電話だけで大金が動くような契約を交わすことはまずありません。「現金を振り込んでほしい」などの電話があったら、まずは詐欺を疑って警察や周囲の人に相談すると良いでしょう。
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