荷降ろしのサポート製品の開発などを手がけるユーピーアール株式会社は、2023年4月19日から介護・病院向けのアシストスーツ「サポートジャケットBb+FIT ケアタイプ」を発売することを明らかにしました。
また、この商品は4月19日~21日におこなわれる「バリアフリー2023」で試着体験ができるとしています。
ユーピーアールは2014年にアシストスーツを発売。それから、介護施設や病院などでアシストスーツの普及活動を実施しました。その過程で聞き取り調査をおこなったところ、アシストスーツの胸部パーツや介助者の胸部・腹部が、介助される人に当たってしまうなどの声が挙がったそうです。
そこでユーピーアールは、アシストスーツの前面にフロントカバーを装着。介助者と被介助者の負担をさらに減らした「サポートジャケットBb+FIT ケアタイプ」を開発することにしたのです。
介助するときはどうしても中腰や前傾姿勢になることが多いため、腰や背中に大きな負担がかかりやすくなります。そこで、介助による身体への負担を和らげるため、「サポートジャケットBb+FIT ケアタイプ」では人間工学に基づいて以下の機能を搭載したそうです。
また、アシストスーツの前面をフロントカバーで覆うことで、スーツのパーツが被介助者の顔や頭に接触するリスクを回避したとしています。
今回紹介した「サポートジャケットBb+FIT ケアタイプ」は、総合福祉展「バリアフリー2023」にて試着体験が可能だそうです。
その「バリアフリー2023」の概要は以下のとおりです。
このようなアシストスーツがさらに広まっていけば、より身体に負担をかけずに介助できるようになりそうですね。
参考:「サポートジャケットBb+FIT ケアタイプ」(ユーピーアール株式会社)
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