排泄介助をする際、多くの介護施設ではぬらしたおしぼりで入居者のおしりを拭いているかもしれません。
しかし、常におむつやパッドをつけている人は蒸れて肌が敏感になりやすくなり、皮膚がかぶれてしまっていることも。そこでおしぼりやタオルで拭くと、肌を痛める原因になりかねません。
そうした皮膚トラブルを防ぐ商品が大人用介護用品ブランド「ネピアテンダー」から発売。肌にやさしいおしりふきや希釈して利用するおしり洗浄液、保湿成分を含んだぬれタオルなど、介助する人もされる人双方の負担を減らす商品です。
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王子ネピアが展開している介護用品ブランドの「ネピアテンダー」から『おしりふき』『おしり洗浄液 つるんとさん』『ぬれタオル』が販売されました。
これらの商品は医療・介護施設向けのもので、介護する人とされる人のどちらの負担も軽減することを目的としているそうです。
まず『おしりふき』は、ヒアルロン酸やコラーゲンといった保湿成分をたっぷりと含んだシートタイプ。便が固まってしまっている場合も、シートの水分でやわらかくなるため、汚れをしっかりふき取れるそうです。
また『おしり洗浄液 つるんとさん』は、すすぎ不要の洗浄液。便などの汚れをあらかじめふき取ったあとに、この洗浄液で洗浄することできれいに汚れが洗い流せるそうです。こちらも保湿成分が含まれているので肌にやさしいのが特徴です。
そして『ぬれタオル』は清拭時に使える大判厚手シート。保湿成分をたっぷり染みこんでおり、乾燥しやすい高齢者の肌にも安心して使えます。
どの商品もスキンケアの観点から開発されているため、高齢者の敏感な肌にやさしい仕様になっています。
排泄介助が必要な高齢者の多くが常におむつやパッドをつけているため、肌が蒸れやすく敏感な状態になっています。
さらに、寝たきりや長時間座っていることが多いと、床ずれを起こしていたりベッドやいすに圧迫されている部分が弱くなっていることも。その状態で普通のぬれタオルで拭いてしまうと、さらに肌を痛めたり出血してしまう原因になりかねません。
そういったときに保湿成分が含まれているものを活用できると、肌の保護につながるかもしれません。
この商品は特別な準備が必要なわけではないので、介護する側・される側双方の負担がへらせそうですよね。
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