高血圧や糖尿病、肥満など健康の悩みを抱えつつも「どうしたら良いかわからない」と思っている方もいるのではないでしょうか。
そこで、大手お酢メーカーのミツカンがお酢の健康効果を確かめる「お酢15mL体験プログラム」を愛知県半田市と共同で実施。その結果、参加者の血糖値・血圧の抑制、体重減少の効果があったそうです。
ミツカンが「お酢15mL体験プログラム」を実施。1日15ミリリットルのお酢を食事に取り入れると、どのような健康効果があるのかを確かめました。
このプログラムに賛同した愛知県半田市は、同社の創業の地。半田市は県内でもメタボリックシンドロームの該当者率が高く、市民の健康状態の改善を図るために今回のプログラムに協力することになったそうです。
このプログラムでは、「体重・血圧を測定するグループ」と血糖値が高めな「食後血糖値を測定するグループ」に分けて実施されました。
体重・血圧を測定するグループは、1日15ミリリットルのお酢の摂取と運動。運動については、スマートバンドを使って活動量を確認しながら、1日120キロカロリーの消費を目指してウォーキングや体操などをおこないました。
食後血糖値を測定するグループは、「うどん1玉を食べる」「うどん+お酢」「うどん+お酢+運動」という3パターンの日に分けることで、それぞれの場合での食後血糖値を比較しました。
その結果、体重・血圧を測定するグループの参加者の約64%の体重が減少。さらにBMI(体格指数)25以上の肥満気味の参加者の平均体重が1.8キログラム減少しました。加えて、最高血圧と最低血圧の両方の数値が低下したこともわかったそうです。
また、食後血糖値を測定するグループはお酢を摂取しなかった日と比べて、お酢を摂取した日の食後血糖値の上昇が抑制。お酢が血糖値のコントロールに効果があることがわかりました。
お酢が健康に良いことはよく知られていますが、あの独特の酸味で食事に取り入れにくいと感じることもあるのではないでしょうか。
今回のプログラムの参加者は、サラダのドレッシングとしてリンゴ酢とオリーブオイルを合わせたり、お酢とはちみつのソーダ割りや牛乳割りをしてメニューに取り入れていたそう。いろんなお酢の使い方を見つけて、楽しんで参加していたことがわかりますね。
健康状態を改善するには、継続が大事。自分のお気に入りのお酢メニューを探してみると、長く続けられるのではないでしょうか。
介護施設への入居について、地域に特化した専門相談員が電話・WEB・対面などさまざまな方法でアドバイス。東証プライム上場の鎌倉新書の100%子会社である株式会社エイジプラスが運営する信頼のサービスです。