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特殊詐欺

特殊詐欺

【特殊詐欺】40万円の被害。「ギフトカードの番号教えて」は詐欺

三重県でギフトカードを使った詐欺事件が発生。パソコンに表示された番号に電話をかけた男性が、40万円分のギフトカードを購入してだまし取られました。 ギフトカードを使った詐欺が発生 警察などの調べによると、2月11日午前11時ごろ、三重県多気町に住む男性は自宅のパソコンでインターネットサイトを見ていました。すると、突然パソコンの画面が暗くなって電話番号が表示されたそうです。 男性が表示された番号に電話をかけると、サポート会社を名乗る男が電話に出てきたそうです。その男は片言の日本語を話し、「修理に5万円かかる。コンビニで電子ギフトカードを買ってきてほしい」と男性に金銭を要求してきました。 男性は男の話を鵜呑みにしてしまい、コンビニと自宅を4往復して電子ギフトカードを合計16枚購入。それらの番号をパソコン画面に入力したそうです。しかし、毎回男は「番号が違う」などと言い、新しいカード番号を要求してきたのです。 男性はその度に別のコンビニでカードを購入しました。5回目に行った店で店員が詐欺に気づき、110番通報。詐欺が発覚しました。 男性が購入したギフトカードは、合わせて40万円分になると見られています。 ギフトカードを使った詐欺を防ぐために 警察は、カードを使った詐欺に対して警戒を促しています。 警察によると、詐欺の犯人たちは以下のような手口を使って、カードの番号を入手するそうです。 裏面のカード番号を電話で読み上げさせる カード番号を撮影した画像をメールで送信させる コンビニのFAXなどでカードの裏面を送信させる こちらがカードを持っていても、カード番号を教えてしまえば、相手が自由にカードの金額を使えるようになってしまうのです。 警察は「相手にカード番号を教えることは、カードの金額を渡すのと同じ」だと注意を呼びかけています。また、少しでもおかしいと思ったら、カードの番号を教える前に警察や周囲の人に相談してほしいとしています。 参考:「「電子マネー(プリペイドカード)の番号送れ」は詐欺!コンビニでギフトカード等を購入させる架空請求詐欺に注意!!」(大阪府警察)

2023/02/15

事件 特殊詐欺

高齢者を狙う詐欺も…。「ルフィ」の指示による強盗・詐欺事件が各地で

山口県岩国市で起きた強盗未遂事件で運転手役を務めた男の初公判が、山口地裁で開かれました。 被告が起こした事件は、「ルフィ」と名乗る男が関与したとされる一連の強盗事件のひとつと見られています。 事件の経緯 起訴状などによると、被告は2022年の11月に、ほかの男4人とともに山口県岩国市にある会社役員の自宅に侵入したそうです。金品を盗もうとするも、家主が日本刀を持ち出すなどして抵抗に遭い、何も奪わず逃走したと見られています。 これだけではありません。 被告はその日のうちに、「ルフィ」と名乗る男から別の指示を受けて、今度は岡山県総社市に住む89歳の女性から現金をだまし取った疑いも持たれているのです。 起訴状によると、被告は警察官になりすまして高齢女性からキャッシュカードをだまし取り、現金およそ120万円を引き出したそうです。 以上のような起訴内容に対し、被告は「間違いない」と容疑を認めています。 茨城県でも強盗事件 1月30日、今度は茨城県でも別の強盗事件が発生しました。 警察の調べなどによると、30日の午後11時30分ごろ、会社員の男性が車で移動していると別の車2台が前後から男性の車を挟む形でやってきたそうです。 会社員の男性の車が停止すると、男が車から出てきて男性に金品を要求。現金約37万円が入ったバッグを奪い、男らは逃走したそうです。 この強盗事件を起こした犯人は3人組の男と見られています。警察は、「ルフィ」と名乗る男が関与したと思われる、一連の強盗事件との関係も視野に捜査を進めています。 全国で強盗や詐欺が後を絶ちません。高齢者は、警察などを名乗った犯人による詐欺事件に巻き込まれるケースが多いです。怪しい電話がかかってきたらすぐに応じず、警察や周囲の人に相談すると良いですね。

2023/02/03

特殊詐欺 社会問題

高齢者を狙った「うそ電話」の詐欺が急増!被害を防ぐためにできることは?

鹿児島県警によれば、鹿児島県内で実在する住宅メーカーを名乗った人から「老人ホームに入居できる」などと言われる不審な電話に関する相談が増えていると言います。 「老人ホームの入居権」に関する詐欺は鹿児島県だけでなく、全国で急増しています。国民生活センターによると、2021年の「老人ホームの入居権」に関する電話の相談は38件でしたが、2022年は685件にまで増加しているそうです。 このため、すべての高齢者やその家族がうそ電話による詐欺について知っておく必要があります。 電話による詐欺が急増 鹿児島県内では、2022年における電話を使った詐欺に関する認知件数が58件確認されています。これは2021年のおよそ倍にあたり、計7900万円の被害が出ているそうです。 警察によると、不審な電話は高齢者を中心に確認されていて、固定電話・携帯電話を問わずかかってくるとのこと。話を聞いているうちに「入居しないなら、その権利をほかの人に譲ってほしい」「権利を譲るために名義を貸してほしい」などと言われるそうです。 それに応じてしまうと、今度は後日弁護士などを名乗る人物から電話がかかってきて「名義貸しは犯罪だ」「お金をこちらで預かる」などと言われ、金銭をだまし取られてしまうのです。 詐欺被害を防ぐために こういった詐欺の被害から身を守るためにはどうすれば良いのでしょうか? 警察は「電話で個人情報を聞かれたり、心当たりのない電話はまず詐欺を疑ってすぐに電話を切ってほしい」と言います。 また「老人ホームの権利を譲ってほしい」「あなたの名義を貸してほしい」という電話は詐欺である可能性がきわめて高いと注意を呼びかけています。 最近では、相手との会話を録音できる機能などを搭載した、迷惑電話防止機能つきの電話も発売されています。詐欺に遭う前に、こうした電話を購入するのもひとつの手かもしれませんね。

2023/01/24

事件 特殊詐欺

高齢男性が架空請求詐欺に…「ウイルスを検出」とパソコンに表示

神戸市在住で76歳の男性が8万円をだまし取られた事件が発生しました。 警察はこれを詐欺事件と見て捜査しています。 高齢男性が詐欺被害に遭う 兵庫県警によると、男性が自宅でパソコンを使用しているときに「ウイルスが検出された」という趣旨の偽の警告画面が表示されたそうです。 男性は偽の警告を鵜吞みにしてしまい、画面に記載された電話番号に連絡。すると男が「個人情報が漏れ、パソコンも動かなくなっている。修理のために電子マネーを購入する必要がある」と金銭を要求してきました。 男性はそれに応じ、コンビニで電子マネーを8万円分購入。電話先の男にそのコードを教えました。しかし、電話先の男は「番号が違う」などと言い、さらに購入を要求してきたそうです。 ここで男性は不審に思い、警察に連絡して事件が発覚しました。 警察は詐欺事件と見て、さらに詳しい捜査を進めるとしています。 詐欺被害に遭わないために 今回の事件のように、ウイルス感染を告げる偽の警告画面を見せて、サポート料などと称し金銭を奪う詐欺は以前から横行していました。 このような詐欺から身を守るためには、怪しげなリンクはクリックしないことが大切です。そうすれば、ウイルス感染を告げるような警告は出てきません。 もし警告が出ても、慌てずに画面を閉じましょう。警告画面を閉じようとしても閉じられない場合は、パソコンの電源そのものを消して再起動すれば問題ありません。 お金に関する知識を提供している金融広報中央委員会によると、警告画面を閉じようとしても閉じられないのは、繰り返し警告が出るように犯人側が設定しているだけでウイルスには感染していないそうです。 警察は、電子マネーを購入して番号を教えるように電話で言われたら詐欺を疑い、家族や警察に相談してほしい、と注意を呼びかけています。

2023/01/12

事件 特殊詐欺

「老人ホーム入居の名義貸して」高齢女性が計2000万円だまし取られる

「老人ホームに入りたい人がいるから、あなたの名義を貸してほしい」などの電話を受け、北海道に住む高齢女性が現金およそ1500万円をだまし取られる事件が発生しました。 警察は詐欺事件として捜査を進めています。 北海道で詐欺事件が発生 警察の調べによると、2022年10月下旬、北海道北広島市に住む80代女性に見知らぬ男から電話があったそうです。 男は老人ホームの関係者を名乗り「あなたは老人ホームに住む枠に入った。もし入る予定がないなら、入りたい人にあなたの名義を貸してほしい」などと言いました。 さらに、今度は弁護士を名乗る男からも電話がかかり「あなたは名義を貸している。名義貸しは違法だ。現金を国に差し押さえられる前に、私がお金を預かる」と金銭を要求されたのです。 女性はその電話に応じてしまい、複数回にわたって現金およそ1500万円を口座に振り込んだり宅配便で指定された場所に送ったりしました。 この女性の話を息子が聞き、警察に相談して事件が発覚。警察は捜査を始めました。 また、札幌市在住の別の高齢女性も同様の手口に遭い、現金およそ500万円をだまし取られています。 警察は、「宅配便で直接現金を送る行為は法律で禁じられている。もし宅配便で現金を要求してきたら、まずは警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。 北海道の対策 相次ぐ詐欺事件を防ぐために、北海道は民間・行政ともに対策に乗り出しています。 例えば、函館市のとある量販店では、電話を使った詐欺に対応した固定電話のコーナーを設けてあります。 その固定電話に電話がかかると、「この音声は録音されている」という趣旨の自動音声が流れ、録音してくれるのです。 また万が一怪しい電話を受けても、「迷惑ストップ」というボタンを押せば「この電話はこれ以上受けることができない」という自動音声が流れ、電話を切ってくれます。 北海道の今金町では、電話を使った詐欺に効果がある機能がついた固定電話を購入した65歳以上の高齢者に、現金を補助する取り組みを始めました。 今金町くらし安心課の岸哲郎氏は「特殊詐欺の被害がかなり発生しているという情報がある。この制度で、被害に遭う人を減らしたい」としています。

2023/01/06

事件 特殊詐欺

高齢女性が約8000万円の詐欺被害。「介護施設に入居する名義を貸して」

2022年10月、大阪府に住む70代の女性が詐欺に遭い、現金7780万円をだまし取られるという事件がありました。 大阪府警は特殊詐欺事件と見て捜査を進めています。 事件の経緯 警察によると、2022年の10月、大阪府で一人暮らしをしている70代の女性に東大阪市民という男から電話かかってきたそうです。 その男は「あなたが住んでいる地域の老人ホームに祖母を入れたいが、別の地域に住んでいるため、このままだと入所させられない。だから名前を貸してほしい」と言い、女性はこの提案を受け入れました。 それから、今度は金融庁の職員を語る男から電話があり、「あなたが名義を貸していることがわかった。名義貸しは犯罪であり、あなたの預金はすべて国庫に入ることになる」と女性を脅してきたのです。 さらに、弁護士を名乗る男からも電話があり「預金が国庫に入らないように、一旦私が預かる」と解決策を提示。女性はそれを鵜吞みにし、現金7780万円を12回に渡って宅配便で指定されたマンションの一室に送ったそうです。 その後、女性に遺産整理の相談をされた金融機関の職員が、預金残高を見て事件が発覚。警察に被害届を提出しました。 特殊詐欺を理解して被害を防ごう 大阪府警は、最近流行っている名義貸しの詐欺には以下のような特徴があると警鐘を鳴らしています。 「困っている人を助けてほしい」と良心につけ込む 「犯罪になる」「逮捕される」「家族に知られる」など不安を煽る 「お金を払えば逮捕されない」と解決策を提示する 送金を宅配便に指定する また、送金をしたか、していないかという議論を防ぐために、送金の記録が残らない宅配便で現金を送ることは通常あり得ないそうです。 警察は「『名義貸しは犯罪』『現金を宅配便で送って』という電話はほとんど詐欺。不審な電話があったら、まずは家族や警察に連絡してほしい」と注意を呼びかけています。

2022/12/27

事件 特殊詐欺

高齢女性が20万円をだまし取られる…老人ホーム入所の架空請求詐欺

大分県佐伯市に住む70代の女性が、偽の老人ホームの入所契約をめぐって、電子マネー20万円分をだまし取られたという詐欺事件がありました。 警察は事件の全容を捜査しています。 事件の内容 警察によると、11月下旬に女性宅に1本の電話が入ったそうです。電話は不動産会社を名乗る男からで、「あなたの家の近くにできる老人ホームに入所しないか」というものでした。 女性が入所を断ると「では別の人が入所してもいいか」と言い、その電話は切れたそうです。 後日、今度は不動産会社の社員を名乗る男から電話がありました。その男は「あなた以外の人が入所することになっている。他の人に自分の名前を貸す行為は犯罪にあたる」と脅してきたのです。 それから「契約解除には20万円が必要だ」と金銭を要求。女性はそれに応じてしまい、コンビニで購入した電子マネーの番号を相手に伝えたそうです。 さらに女性は自身の口座に関する情報も聞かれ、それを不審に思い警察に相談。事態が発覚しました。 今回の事件を受けて警察は「老人ホームの入居を名目にして金銭を要求する行為はすべて詐欺だ」と注意を促しています。 詐欺に遭わないために こうした詐欺に遭わないためにはどうすれば良いのでしょうか? 消費生活センターによると、怪しい電話は相手にせずすぐに電話を切ってほしいとのことです。 また一度話を聞いてしまうと、さまざまな名目で脅され、その度に金銭を要求されます。だまされたとわかったときにはすでに業者と連絡が取れないことが多く、お金を取り戻すことは困難を極めるそうです。 消費生活センターは、「少しでも疑問や不安を感じたら、住んでいる自治体にある消費生活センターに相談してほしい」と呼びかけています。

2022/12/08

事件 特殊詐欺

「あなたは詐欺の共犯」高齢者が狙われている劇場型特殊詐欺とは

11月30日、兵庫県芦屋市に一人で住む70代の女性が詐欺の被害に遭って、現金およそ2500万円がだまし取られる事件がありました。 犯人からは何度も電話があり、女性は宅配便と振り込みで計8回送金したとのことです。 事件の詳細 警察の調べによると、10月15日、住宅会社の社員を名乗る男から老人ホームの入居をすすめる電話があったそう。また、その男は「老人ホームを利用しないなら、名前を貸してほしい」とも言ったそうです。 女性はそれを断りましたが、翌日の16日に今度は老人ホームの職員を名乗る男から電話がかかってきました。 老人ホームの職員を名乗る男は「名義貸しをしているなら詐欺で訴える」と女性を脅しました。そして、「あとで返すので1000万円を払ってほしい」と金銭を要求したのです。 女性は男の言葉を鵜呑みにして、17日に現金1千万円を宅急便で指定された住所に送りました。 その後も「あなたも詐欺の共犯だ」「名義貸しが金融庁にバレている」などと、老人ホームの職員や弁護士を名乗る男らから次々に脅しの電話がかかってきて、合計約2500万円をだまし取られたのです。 事件に遭わないために 最近は手口も巧妙になり、こういったさまざまな登場人物が登場する「劇場型」の特殊詐欺が後を絶ちません。 警察の発表によると、2021年の特殊詐欺被害は確認できているだけでも1万5000件近くあったそうです。 ではどうすれば、このような特殊詐欺から身を守ることができるのでしょうか? 警察によると、以下のような対策が有効だそうです。 家族と小まめに連絡を取る 怪しいと思った電話は録音する 特殊詐欺防止のための警察相談ダイヤル「#9110」に電話する 警察は、「犯罪だと言われると相談しにくくなってしまうが、犯罪が金銭で解決されることはない」と注意を呼びかけています。

2022/12/05

特殊詐欺 社会問題

増加中の「ニセ電話詐欺」って?医師、銀行職員…ニセ者の職種も多彩に

今年、9月末までに福岡県内で確認された電話を使った特殊詐欺事件の被害額が、およそ6億2000万円に上ったことが明らかになりました。 この数字は去年の同じ時期と比べて2億円ほど増加しています。 増える「ニセ電話詐欺」 福岡県では2014年6月から、電話を使った特殊詐欺のことを「ニセ者が電話を悪用しておこなう詐欺」ということで、「ニセ電話詐欺」と呼んでいます。 その「ニセ電話詐欺」の被害は年々増えており、今年9月末までに福岡県内で確認されたニセ電話詐欺は239件となっています。 ニセ電話詐欺の中でも特に、9月中旬以降は「オレオレ詐欺」の被害が急増しているとのこと。10月31日にも福岡市で80代の女性がおよそ2000万円をだまし取られた事件がありました。 「オレオレ詐欺」をしてくる相手は、息子や孫を騙ると想像する人も多いかもしれません。しかし実際は、それらの人物に加え、「遺失物センターの職員」や「医師」などさまざまな職種に設定された人物が詐欺に登場するので注意が必要です。 また、「架空請求詐欺」に遭う人も増えています。74歳の女性が「老人ホームの入居権を譲ってほしい」という電話に対応すると、弁護士や金融庁の職員を名乗る人物から「名義貸しは違法だ」などと脅され、現金およそ5000万円をだまし取られました。 警察の呼びかけ 福岡県警は、地域住民を中心に構成されている「ニセ電話気づかせ隊」を組織しており、ニセ電話の被害を阻止するため、声かけや啓発活動を実施しています。 警察は「電話でお金の話題が挙がったら、まずはお金を渡さず周囲の人に知らせてほしい」と注意喚起。また、「自宅の電話は自分が家にいるときでも留守番電話に設定する」と電話にすぐ出ない対策も有効だとしています。

2022/11/15

事件 特殊詐欺 社会問題

高齢女性が「だまされたふり作戦」で詐欺犯を逮捕!カードを狙った犯行

11月2日、愛知県名古屋市港区に住む高齢者の自宅を訪れ、キャッシュカードを不正に入手しようとした男が逮捕されました。 事件の概要 74歳女性の自宅に、百貨店の職員と名乗った男から「クレジットカードが偽造され、キャッシュカードがスキミングされた可能性がある」と電話がありました。またその男は、「銀行職員が向かうので、職員にカードを渡してほしい」といった趣旨の発言もしていたそうです。 女性はこれを不審に思って警察に通報し、「だまされたふり作戦」を男に実行します。その後、女性の自宅に現れた愛知県の23歳の男、筒井悠登容疑者は詐欺未遂で現行犯逮捕されました。 11月2日の午前中は、名古屋市港区と南区で同様の詐欺事件が確認されていて、警察は関連を調べています。 詐欺被害に遭わないために キャッシュカード詐欺の被害が急速に確認されています。 今回は百貨店の職員でしたが、警察や銀行職員と名乗って「キャッシュカードが不正に利用されている」と電話をかけてくることもあるそうです。 警察は、よくある詐欺の手口をこう解説しています。 電話の中で、「預金を保護する手続きをするため、職員を家に向かわせる」などと、うその手続きを説明する キャッシュカードを受け取りに来た、銀行職員などに扮した犯人は、「手続きをするから暗証番号を書いた紙とキャッシュカードを封筒に入れてほしい」と要求 その隙に、あらかじめ用意しておいた偽物のカードと本物のカードをすり替える 被害者が気づかない間に口座から現金を引き出す 警察は、「警察官や銀行職員が暗証番号を聞いたりキャッシュカードを封筒に入れさせることは絶対にない」として注意を呼びかけています。 最近ますます巧妙になっている詐欺の手口。詐欺に遭わないために、「おかしいな」と少しでも感じた電話は、まず家族などに相談することが大事ですね。

2022/11/11

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介護付き有料老人ホームとは│提供されるサービス・費用・入居条件などを解説

介護付き有料老人ホームは、介護スタッフが24時間常駐している介護施設。介護サービスや身の回りの世話を受けられます。 この記事では、介護付き有料老人ホームの種類及び入居のための条件や必要な費用、サービス内容などを詳しく説明しています。 https://youtu.be/oK_me_rA0MY 介護付き有料老人ホームの特徴 介護付き有料老人ホームとは、有料老人ホームのうち、都道府県または市町村から「特定施設入居者生活介護」の指定を受けた施設です。24時間介護スタッフが常駐し、介護や生活支援などは施設の職員により提供されます。 主に民間企業が運営しているため、サービスの内容や料金は施設ごとに異なります。また、入居基準も施設により異なり、自立している方から介護が必要な方まで幅広く受け入れている施設も。選択肢が幅広いため、自分に合った施設を選ぶことができます。 看取りまで対応している施設も多数あり、「終の棲家(ついのすみか)」を選ぶうえでも選択肢のひとつとなります。 全体の概要をまとめるとこのようになります。 費用相場 入居時費用 0~数千万円 月額利用料 15~30万円 入居条件 要介護度 自立~要介護5※1 認知症 対応可 看取り 対応可 入居のしやすさ ◯ ※施設の種類によって異なります。 特定施設入居者生活介護とは 特定施設入居者生活介護は、厚生労働省の定めた基準を満たす施設で受けられる介護保険サービスです。ケアマネジャーが作成したケアプランに基づき提供される食事や入浴・排泄など介助のほか、生活支援、機能回復のためのリハビリなどもおこなわれます。指定を受けてこのサービスを提供する施設は、一般的に「特定施設」の略称で呼ばれています。 介護付き有料老人ホームの種類と入居基準 介護付き有料老人ホームには「介護専用型」「混合型」「健康型」の3種類があり、それぞれ入居条件が異なります。 介護度 ...

2021/11/10

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グループホームとは|入居条件や費用、入居時に気をつけたいポイントを解説

認知症の方の介護は大変です。「そろそろ施設への入居を検討しよう」と思っても、認知症の症状があると、入居を断られてしまうのではと心配もあるでしょう。 グループホームは認知症高齢者のための介護施設です。住み慣れた地域で暮らし続けられる地域密着型サービスであり、正式な名称を「認知症対応型共同生活介護」といいます。 こちらの記事では、グループホームについて解説します。また、グループホームで受けられるサービスや費用、施設選びのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 https://youtu.be/EofVO7MRRDM この記事を読めばこれがわかる! グループホームの詳細がわかる! グループホームを選ぶ際のポイントがわかる! グループホームへ入居する際の注意点がわかる! グループホームとは グループホームとは、認知症高齢者のための介護施設です。専門知識と技術をもったスタッフの援助を受けて、要支援以上の認知症高齢者が少人数で共同生活をおくります。 「ユニット」といわれる少人数のグループで生活し、入居者はそれぞれ家事などの役割分担をします。 調理や食事の支度、掃除や洗濯など入居者の能力に合った家事をして自分らしく共同生活を過ごすところが、ほかの介護施設や老人ホームとは異なるポイントです。 グループホームの目的は、認知症高齢者が安定した生活を現実化させること。そのために、ほかの利用者やスタッフと協力して生活に必要な家事を行うことで認知症症状の進行を防ぎ、できるだけ能力を維持するのです。 グループホームは少人数「ユニット」で生活 グループホームでは「ユニット」と呼ばれるグループごとに区切って共同生活を送るのが決まり。1ユニットにつき5人から9人、原則1施設につき原則2ユニットまでと制限されています。 少人数に制限する理由は、心穏やかに安定して過ごしやすい環境を整えるため。環境変化が少なく、同じグループメンバーで協力して共同生活することは、認知症の進行を防ぐことに繋がります。 認知症の方にとって新しく出会う人、新しく覚えることが難しいので、入居者やスタッフの入れ替わりが頻繁にある施設では認知症の高齢者は心が落ち着かず、ストレスを感じ生活しづらくなってしまいます。その結果、認知症症状を悪化させるだけでなく、共同生活を送る上でトラブルを起こすきっかけとなります。 慣れ親しんだ場所を離れて新しい生活をするのは認知症の方には特に心配が尽きないもの。その心配を軽減するため、より家庭にできるだけ近づけ、安心して暮らせるようにしています。 グループホームの入居条件 グループホームに入居できるのは医師から「認知症」と診断を受けている方で、一定の条件にあてはまる方に限ります。 原則65歳以上でかつ要支援2以上の認定を受けている方 医師から認知症の診断を受けている方 心身とも集団生活を送ることに支障のない方 グループホームと同一の市町村に住民票がある方 「心身とも集団生活を送ることに支障のない」という判断基準は施設によって異なります。入居を希望している施設がある場合には、施設のスタッフに相談しましょう。 また、生活保護を受けていてもグループホームに入ることは基本的には可能です。しかし、「生活保護法の指定を受けている施設に限られる」などの条件があるので、実際の入居に関しては、行政の生活支援担当窓口やケースワーカーに相談してみましょう。 グループホームから退去を迫られることもある!? グループホームを追い出される、つまり「強制退去」となることは可能性としてゼロではありません。一般的に、施設側は入居者がグループホームでの生活を続けられるように最大限の努力をします。それでも難しい場合は、本人やその家族へ退去を勧告します。「暴言や暴力などの迷惑行為が著しい場合」「継続的に医療が必要になった場合」「自傷行為が頻発する場合」etc。共同生活が難しくなった場合には追い出されてしまうこともあるのです グループホームで受けられるサービス グループホームで受けられるサービスは主に以下です。 生活支援 認知症ケア 医療体制 看取り それぞれ詳しく見てみましょう。 生活支援 グループホームでは以下の生活面でのサービスを受けられます。 食事提供 :◎ 生活相談 :◎ 食事介助 :◎ 排泄介助 :◎ 入浴介助 :◎ 掃除・洗濯:◯ リハビリ :△ レクリエーション:◎ 認知症を発症すると何もできなくなってしまうわけではなく、日常生活を送るだけなら問題がないことも多いです。 グループホームには認知症ケア専門スタッフが常駐しています。認知症進行を遅らせる目的で、入居者が専門スタッフの支援を受けながら入居者の能力(残存能力)に合った家事を役割分担して自分たち自身でおこないます。 食事の準備として買い出しから調理、配膳、後片付けまで、そして洗濯をして干すといった作業や掃除も、スタッフの介助を受けながら日常生活を送ります。 グループホームでは、入居者の能力(残存能力)に合った家事を役割分担して自分たち自身でおこなうことになります。 例えば、食事の準備として買い出しから調理、配膳、後片付けまで。また、そして洗濯をして、干すまで…など。そのために必要な支援を、認知症ケアに長けた専門スタッフから受けられるのが、グループホームの大きな特徴です。 グループホームは日中の時間帯は要介護入居者3人に対して1人以上のスタッフを配置する「3:1」基準が設けられています。施設規模によっては、付き添いやリハビリなどの個別対応が難しいので、入居を検討する際は施設に確認しましょう。 認知症ケア 施設内レクリエーションやリハビリのほかに、地域の方との交流を図るための活動の一環として地域のお祭りに参加や協力をしたり、地域の人と一緒に公園掃除などの活動を行う施設も増えてきました。 グループホームとして積み上げてきた認知症ケアの経験という強みを活かし、地域に向けた情報発信などのさまざまな活動が広がっています。 地域の方と交流する「認知症サロン」などを開催して施設外に居場所を作ったり、啓発活動として認知症サポーター養成講座を開いたりするなど、地域の人々との交流に重きを置くところが増えています。 顔の見える関係づくりをすることで地域の人に認知症について理解を深めてもらったり、在宅介護の認知症高齢者への相談支援につなげたり。 こうした活動は認知症ケアの拠点であるグループホームの社会的な価値の向上や、人とのつながりを通じて入所者の暮らしを豊かにする効果が期待できます。 医療体制 グループホームの入居条件として「身体症状が安定し集団生活を送ることに支障のない方」と定義しているように、施設に認知症高齢者専門スタッフは常駐していますが、看護師が常駐していたり、医療体制が整っているところはまだまだ少ないです。 しかし近年、高齢化が進む社会の中で、グループホームの入居者の状況も変わってきています。 現在は看護師の配置が義務付けられていないので、医療ケアが必要な人は入居が厳しい可能性があります。訪問看護ステーションと密に連携したり、提携した医療機関が施設が増えたりもしているので、医療体制について気になることがあれば、施設に直接問い合わせてみましょう。 看取り 超高齢社会でグループホームの入所者も高齢化が進み、「看取りサービス」の需要が増えてきました。 すべてのグループホームで看取りサービス対応しているわけではないので、体制が整っていないグループホームの多くは、医療ケアが必要な場合、提携医療施設や介護施設へ移ってもらう方針を採っています。 介護・医療体制の充実度は施設によってさまざまです。介護保険法の改正が2009年に行われ、看取りサービスに対応できるグループホームには「看取り介護加算」として介護サービスの追加料金を受け取れるようになりました。 看取りサービスに対応しているグループホームは昨今の状況を受け増加傾向にあります。パンフレットに「看取り介護加算」の金額が表記されているかがひとつの手がかりになります。 グループホームの設備 グループホームは一見、普通の民家のようで、家庭に近い雰囲気が特徴ですが、立地にも施設基準が設けられています。 施設内設備としては、ユニットごとに食堂、キッチン、共同リビング、トイレ、洗面設備、浴室、スプリンクラーなどの消防設備など入居者に必要な設備があり、異なるユニットとの共有は認められていません。 入居者の方がリラックスして生活できるように、一居室あたりの最低面積基準も設けられています。このようにグループホーム設立にあたっては一定の基準をクリアする必要があります。 立地 病院や入居型施設の敷地外に位置している利用者の家族や地域住民と交流ができる場所にある 定員 定員は5人以上9人以下1つの事業所に2つの共同生活住居を設けることもできる(ユニットは2つまで) 居室 1居室の定員は原則1人面積は収納設備等を除いて7.43㎡(約4.5帖)以上 共有設備 居室に近接して相互交流ができるリビングや食堂などの設備を設けること台所、トイレ、洗面、浴室は9名を上限とする生活単位(ユニット)毎に区分して配置 グループホームの費用 グループホーム入居を検討する際に必要なのが初期費用と月額費用です。 ここからは、グループホームの入居に必要な費用と、「初期費用」「月額費用」それぞれの内容について詳しく解説していきます。 ...

2021/11/15

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【動画でわかる】有料老人ホームとは?費用やサービス内容、特養との違いは

介護施設を探している中で「老人ホームにはいろいろな種類があるんだ。何が違うんだろう?」と疑問を感じることがあるかもしれません。 そこで今回は、名前に「老人ホーム」とつく施設の中でも、「有料老人ホーム」を中心に紹介。よく似ている「特別養護老人ホーム」との違いも見ていきます。 「老人ホームの種類が多すぎて訳がわからない」と思ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。 https://youtu.be/eMgjSeJPT8c 有料老人ホームの種類 有料老人ホームには、以下の3種類があります。 介護付き有料老人ホーム 住宅型有料老人ホーム 健康型有料老人ホーム この3種類の違いを以下にまとめています。 種類 介護付き有料老人ホーム ...

2021/10/28

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