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#お役立ち情報 #調査結果

家にいながら旅ができる!?高齢者のための旅番組で気軽に旅行気分

東京トラベルパートナーズ株式会社は、「旅と健康」をテーマにした旅番組を放送する高齢者向けの動画配信サービス「旅介TV」を2024年5月1日より配信することを発表しました。 「旅介TV」は今まで、およそ3700ヵ所のデイサービスや老人ホームなどで導入されていましたが、今回、個人の自宅でも視聴できる様に改良されたそうです。 「旅を健康」がテーマの高齢者向け旅番組 東京トラベルパートナーズ株式会社は、「旅を健康」をテーマにした番組を放送する高齢者向けの動画配信サービスを新たに開始することを発表しました。 番組の内容は例えば以下があります。 全国の季節の風景を通して、健康体操、脳トレクイズなどをおこなう生放送番組 パリからの観光生配信番組 全国のお祭りを紹介する番組 東京トラベルパートナーズ株式会社は、「番組を通してこれまで気軽に旅を楽しむことができなかった方にその楽しさを提供するとともに、心と身体の機能回復につながる機会を提供してまいります」と語っています。 「旅行をしたい」高齢者は半数以上 株式会社RARECREWがおこなった調査では、現在、在宅介護サービスを受けている高齢者139人に対して「身体的・経済的な課題がないとしたら旅行をしたいかどうか」と聞いたところ、半数以上の65.5%の人が「旅行をしたい」と回答しました。 半数以上の高齢者が旅行をしたいと考えているにもかかわらず、実際にはなかなか旅行できないもの。なぜなら、高齢者が旅行をする際には注意しなければいけないことがたくさんあるからです。 高齢者が旅行をする際に注意するポイントは例えば以下です。 高齢者本人に負担のない移動手段・距離 旅先で車椅子が利用できるか 宿泊先で入浴できるか 旅行中のトイレ 高齢者本人の体力 万が一の場合の医療機関 テレビを見るだけなら、大きな事前準備も必要なく安心して旅行気分が味わえますね。旅行番組を見ることは高齢者本人にとって、気分転換になり脳にも良い刺激をあたえてくれます。普段の生活のスキマ時間に取り入れるのも良いかもしれません。 参考:「旅介TV」 参考:「調査結果レポート」(株式会社RARECREW)

2024/04/25

#お役立ち情報 #健康管理

シニア向けの栄養ドリンク!?健康で元気な毎日を目指す人に寄り添う1本

大正製薬株式会社は、指定医薬部外品のミニドリンク剤「リポビタンウォーク」と「リポビタンアクティブ」を2024年4月10日より発売するそうです。 この2種類のミニドリンク剤はどちらの商品もシニア世代へ向けて発売されたもので「リポビタンウォーク」は膝や腰の不調の改善をサポートし、「リポビタンアクティブ」は身体のだるさの改善をサポートします。 シニア世代向けのドリンク剤が新発売 大正製薬株式会社は、日々、若々しく元気な毎日を過ごしたいと願うシニア世代へ向けて、「リポビタンウォーク」と「リポビタンアクティブ」という指定医薬部外品のミニドリンク剤を発売。「リポビタンウォーク」は「疲労回復」をサポートする成分のタウリン、ビタミンB群(B1・B2・B6)に加え、「加齢に伴う膝・腰の不調の改善」をサポートするはたらきがあるコンドロイチンなどを配合しています。 「リポビタンアクティブ」は、「加齢による虚弱体質に伴う身体のだるさの改善」をサポートする成分であるローヤルゼリーに加え、「血行の悪さの改善」をサポートする成分を含んだ生姜などを配合しています。 どちらも50mLのミニサイズで、すっきりとした味で飲みやすいそうです。 ローヤルゼリーにはさまざまな健康効果が 今回発売されるドリンク剤に含まれる「ローヤルゼリー」は、さまざまな健康効果があると研究でわかっています。 ローヤルゼリーに含まれる健康効果は例えば以下です。 筋力の低下を抑制 血圧改善(高血圧の予防) 糖尿病の進行を抑制 血中の中性脂肪を減少 骨中のカルシウム量が増加(骨粗しょう症の予防) 首筋のはり、肩こりの改善 更年期による不安感の改善 冷え性の改善 免疫力を高める(感染症の予防) ローヤルゼリーは主にドリンクやサプリメントで摂取できます。さまざまな栄養が入っているドリンク剤は体調不良の際の栄養補給にはもちろん、毎日の摂取で病気や怪我の予防にも繋がります。気軽に生活に取り入れられるのが良いですね。 参考:「ローヤルゼリー 明らかになる健康機能~最新研究ダイジェスト」(山田養蜂場 健康科学研究所)

2024/04/12

#お役立ち情報 #調査結果 #高齢者とデジタル

高齢者もネットで友達づくり!シニアの「オンライン学級会」とは?

NPO法人日本シニアデジタルサポート協会は、高齢者同士がオンラインで交流できる「オンライン学級会」を無料で開催。今までは参加するのに参加料がかかっていましたが、「1人でも多くの高齢者にデジタルの居場所をお届けしたい」という思いから、希望者が無料で参加できる体制を整えたそうです。 遠くに住む人とも、おしゃべり友達に NPO法人日本シニアデジタルサポート協会が開催している「オンライン学級会」とは、パソコンやスマートフォンでビデオ通話ができるZoomを利用したオンラインイベント。人ともっと交流をしたいと望む高齢者を対象に月2回開催されていました。 NPO法人日本シニアデジタルサポート協会は「テクノロジーを味方に活動範囲を広げ、便利で楽しい居場所に参加」をテーマに活動しています。また、開催者は「オンライン学級会をすることで、孤立や認知症の予防となり、生きがい・仲間・笑顔が生まれます。会話は健康の一番の特効薬。みんなで笑って話してあたたかい気持ちになりましょう」と語っています。 高齢者もインターネットが身近な存在に 総務省の調査を見ると、インターネットを利用している人の割合は、60~69歳で86.8%、70~79歳は65.5%と、70代の高齢者も約半数以上の人がインターネットを利用していることがわかります。 インターネットを利用している機器は、60~69歳はスマートフォンが一番多く73.7%、次に多いのがパソコンで51.3%、70~79歳もスマートフォンが46.9%で一番多く、次がパソコンで32.7%と続きます。また、80歳以上の人もスマートフォンでインターネットを利用している人が一番多く、どの年代もスマートフォンでインターネットを利用している人が多いことがわかりました。 昨今では、高齢者も使いやすいパソコンやスマートフォンが増えています。インターネットが利用できれば、オンライン学級会の様に人と話せる機会も作れますし、ネットショッピングも利用できるので生活が便利になりますね。パソコンがわからない人は誰かに教えてもらうと自然とコミュニケーションも取れるので、勇気を出して始めてみると良いかもしれません。 参考:「令和4年通信利用動向調査の結果」(総務省)

2024/04/12

#お役立ち情報 #終活 #調査結果

終活シニアの洋服がZ世代にウケる?”物語”とともに若者の元へ

ビンテージなどの古着の委託販売をおこなっている古着店「サファリ」は運営しているネットショッピングサイトの中に、高齢者から買い取った衣料品を販売する特設サイトを立ち上げました。 今回立ち上げた特設サイトは、シニア層が終活をおこなった際に出る、処分される予定の洋服を若い世代に買い取ってもらうことが目的だそうです。 時代背景や思い出を「物語」として若い世代へ 古着店サファリは、シニア層が持っていた衣料品には当時の時代背景や、持ち主の長年の思い出が込められていると考え、その時代背景や思い出を「物語」とし商品とともに紹介。ショッピングサイトで商品を買った購入者の手元には、商品だけでなく物語も一緒に届きます。そのため、購入者は商品に込められた想い出やストーリーを感じる体験ができるそうです。 古着店サファリは、終活をおこなう際に出る衣料品の処分方法に悩むシニア層と若い世代の新たなつながりを作る取り組みに着想し、ネットショッピングサイトを立ち上げたそうです。 終活には家具、衣類などの身辺整理が必要 (株)ハルメクホールディングスが60~74歳の男女を対象におこなった「終活に関する意識」の調査では、「終活は必要」と答えた人が半数以上の77.1%いることがわかりました。 また、「終活で必要だと思うこと」について以下の結果が出ました。 家具や家の中の荷物整理・処分(36.3%) 金融講座・金融商品の整理(29.9%) 衣服やアクセサリーなど身につけるものの整理・処分(26.9%) 終活には家具や衣類などの身辺の具体的な「物」の整理や処分が大切だと考えているシニア層が多いことがわかります。しかし、思い出の詰まった物を処分するには勇気がいるもの。自分の思い出とともに若い世代が引き継いでくれるサービスはとても嬉しい取り組みですね。 参考:「物語のある服」(SECOND LIFE) 参考:「ハルメク シニアマーケLAB」

2024/04/09

#お役立ち情報 #在宅介護 #排泄介助

船舶技術を介護用トイレに!?ベッドの横に置ける温水洗浄トイレ

有限会社KODENは、船舶用の水洗トイレの技術を活かし介護用の水洗トイレを開発。今回開発された介護用水洗トイレは、ホースを2本つなぐだけでどこの部屋にも設置できる水洗トイレです。このトイレは軽くて持ち運びがしやすく、寝室のベッドの横にも設置できるそうです。 船の技術が活かされた介護用水洗トイレ 有限会社KODENの創業時は漁船のメンテナンスなどの技術を活かし、自社でオリジナルの船舶用水洗トイレの開発・販売をおこなっていました。その船舶用水洗トイレを応用して開発されたのが介護用水洗トイレ「まりん」だそうです。 介護用水洗トイレ「まりん」は給水用のホース・排水用のホース・電源コンセントを繋げる場所であれば、どこの部屋にも設置できます。また、排泄物を細かく砕きホースを通して自動で排出してくれるので後始末の必要がなく、介護をしている人の負担も減らせます。 介護のトイレ問題はデリケート 高齢になりトイレの失敗をしてしまう人は多くいます。トイレの失敗はデリケートな問題です。一見とても小さい失敗に思えても、本人や家族の精神的に大きなダメージを与えてしまうこともあります。 トイレの失敗を改善するためには、トイレまわりの環境を整えるのが大切です。環境を改善するポイントは主に以下です。 寝室からトイレまで移動しやすいようにする(トイレと近い部屋に移動する、手すりをつける、など) トイレのドアを開き戸から引き戸にする 脱ぎ着しやすいズボン・下着にする ポータブルトイレを利用する ポータブルトイレは便座の下にあるバケツに排泄物が入り、バケツを取り外して排泄物の処理をする作りが多いです。バケツタイプのポータブルトイレはこまめに洗わなければいけないため、介護者の負担になります。また、臭いや衛生面が気になる人もいるでしょう。今回開発された介護用トイレは温水洗浄トイレなので衛生面でも安心できますね。 トイレの失敗を恐れて、「飲食を控える」「あまり寝付けない」という高齢者も多いかもしれません。加えて、トイレを我慢してしまうと思わぬ病気につながることもあります。高齢者本人にとっても、介護者にとっても、安心して清潔に利用できるトイレが近くにあるのは良いことですね。 参考:「介護用水洗トイレ『まりん』」(有限会社光電)

2024/04/03

#お役立ち情報 #調査結果 #高齢者の一人暮らし

転んだとき”だけ”やわらかい床!?高齢者に多い「転ぶ」事故を防ぐ

株式会社Magic Shieldsは以前より発売していた、転倒による骨折や怪我のリスクを低減するマット「ころやわ」のラインナップを増やし、個人宅向けの月額定額サービスの開始を発表しました。 自宅向けのサービスではマットをレンタルし、不要になった際には返品ができます。また、マットの素材、サイズ、色や素材も自由に選べるそうです。 普段は歩きやすく、転んだときだけ柔らかくなるマット 「ころやわ」は、特殊な技術を用いた素材でできており、普段は固く快適に歩けますが転んだときには床面が凹み、骨折などの怪我を減らしてくれます。 ころやわは、今まで医療現場や介護施設で利用されていましたが、今回発表されたサービスでは自宅で利用が可能。初期費用や工事の必要なしで気軽に使い始められます。また、不要になった際には返品できるそうです。 高齢者の緊急搬送の理由は「転ぶ」事故が多い!? 東京消防庁が発表した調査では、救急搬送された人数の半数以上が高齢者であることがわかっています。この調査は交通事故を除いた日常生活における事故で緊急搬送された人の数で、約8割が「転ぶ」事故による緊急搬送です。 東京消防庁が呼びかけている、転ぶ事故を防ぐための注意ポイントは以下です。 立ち上がるときは近くのものにしっかりと捕まる 着替えるときには、無理して片足立ちせず椅子などに腰かける 敷居につまずかないようにつま先を上げて歩く(すり足をしない) 乗り物に乗り降りする際は足元の段差に気を付ける 自転車で段差を乗り越えるときは、急がずあわてず慎重に乗り越える エスカレーターに乗るときはしっかりと手すりを掴む 高齢になると、怪我が治りにくかったり、軽く転んだものが骨折などの大きな怪我に繋がることも。怪我をしないために体力を付けることも大切ですが、自分の周りの環境を整えることから始めるのも良いですね。 参考:「救急搬送データからみる高齢者の事故」(東京消防庁)

2024/03/13

#お役立ち情報 #最新研究 #高血圧

高血圧にはトマト!?1日1個食べるだけで36%も高血圧のリスク低下!

新たな研究で、トマトを一日1個食べると高血圧のリスクが低下することがわかりました。 この研究は、50~80歳の7056人を対象に3年間にわたっておこなわれ、トマトの摂取と血圧の関係を分析しました。 1日1個トマトを食べると大きな効果が 今回の研究では、1日に摂取するトマトの量を、44g以下、44~82g、82~110g、110g以上、の4グループに分けて調査を実施。すると、1日にトマトを110g以上摂取したグループは、トマトの摂取が最も少なかったグループに比べて、高血圧のリスクが36%も低いことがわかったのです。 トマトの摂取方法は、生で食べるだけでなく、トマトソースやスープなどトマトを使用した料理も含まれます。トマトの摂取量が最も多いグループでの基準になっている110gはトマト1個分に相当する量です。 研究チームは「高血圧患者の場合、薬を飲む前の食事管理がポイント」としたうえで「トマトの摂取が必須要素になり得る」と結論を出しています。 トマトには栄養素がたくさん 別の研究では、トマトをよく食べる人は脳卒中のリスクが低いという結果も。トマトにはさまざまな健康効果があることが知られているのです。 トマトの約1個分に含まれている栄養素は主に以下です。 カルシウム ビタミンA ビタミンC ビタミンE カリウム 食物繊維 トマトには、一般的な野菜に多く含まれているビタミンA・ビタミンCが豊富で、ビタミンEも含まれています。また、腸の働きを良くする食物繊維や血管壁の緊張を和らげるカリウムなど、さまざまな栄養素がバランス良く含まれています。 トマトの栄養素は加熱しても摂取できるので、トマトソースやスープにすると毎日食べやすいですね。海外では「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われているほど栄養価の高いトマト。毎日の食卓に積極的に取り入れていくのがおすすめです。

2024/02/21

#お役立ち情報 #健康管理 #最新研究

亜鉛が老化を遅らせる!?たんぱく質と結合すると老化の原因を分解!?

新たな研究で、身体の細胞内にある特殊なタンパク質と亜鉛が結合すると老化を遅らせる作用があることがわかりました。 この研究は京都産業大学の研究チームによっておこなわれ、結果は生命科学の研究論文を掲載している学術雑誌にて掲載されています。 亜鉛と体内にあるたんぱく質が結合すると良い効果が 今回の研究では、細胞の中でさまざまな種類のたんぱく質を作り出す器官にのみ存在する「ERp18」という特殊なたんぱく質が、亜鉛と結合しやすい構造であることに着目。ERp18と亜鉛を結合させたところ、アルツハイマー病や動脈硬化、心不全、腎障害などの老化を引き起こす活性酸素を分解することがわかったのです。 研究チームの准教授は「小胞体の中はもともと亜鉛が少なく、食事で亜鉛を取るだけでは効果がない。小胞体の中の亜鉛を増やしてERp18と反応させることができれば、病気の予防や治療に役立つのではないか」と分析しています。 そもそも亜鉛とは 亜鉛とは、身体の機能を維持するのに必要な栄養素です。亜鉛は筋肉、骨、臓器など全身の細胞に存在し、たんぱく質と結合して新しい細胞をつくります。 体内の亜鉛が不足すると以下のような状態になりやすくなります。 貧血 味覚障害 皮膚炎 免疫機能低下により感染症にかかりやすくなる 亜鉛は汗の中に多く含まれるため、よく汗をかく人は亜鉛不足に注意しましょう。 亜鉛はサプリメントや食品から摂取できます。亜鉛が多く含まれている食品は主に以下です。 牡蠣 豚レバー 赤身の肉 玄米やライ小麦などの全粒穀類 大豆、カシューナッツなどの豆類 高齢になると栄養が偏りがちになる人も多いです。最近ではサプリメントの種類も豊富なので、意識してバランス良く栄養素を摂り入れたいですね。 参考:「栄養素カレッジ 亜鉛」(大塚製薬)

2024/02/20

#お役立ち情報 #認知症予防 #高齢者の一人暮らし

認知症の人のためのガスコンロ!?認知症の人の声がそのまま商品開発へ

リンナイ株式会社は、高齢者や認知症の人でも使いやすいガスコンロ「AFULL+(セイフル・プラス)」の発売を発表しました。 セイフル・プラスは、2020年にリンナイ株式会社から発売されたガスコンロ「SAFULL(セイフル)」をベースに、より高齢者や認知症の人向けに改良したものになっていると言います。 認知症の人の「声」が活かされたガスコンロ 2024年2月1日、リンナイ株式会社は「消し忘れ消火機能」や「早切れ防止機能」を搭載したガスコンロ「SAFULL(セイフル)」の次世代機「SAFULL+(セイフル・プラス)」を発売しました。 セイフル・プラスには以下の機能が追加されています。 間違え防止になる配色にしたガスコンロの点火スイッチ 鍋を中央に置きやすくした四角い大型ゴトク 聞き取りやすい音声案内 セイフル・プラスは、認知症の人の声や、認知症の人が実際に料理をしている姿をモニタリングして商品開発をしました。これまでの商品開発では自社の社員が料理をしてモニタリングをすることが多かったのですが、認知症で、かつ自宅で日常的に料理をしている当事者がモニタリングに参加したのは今回の商品開発が初めてだそうです。 料理は認知症予防にもおすすめ 高齢であることや認知機能の低下を理由に、「ガスコンロは危ない」と家族が心配し、ガスコンロをIH調理器に変えたり、そもそも料理自体をやめさせられてしまう人もいるかもしれません。しかし、料理は自然と身体や頭を動かすので認知症の予防につながります。 料理のなかで認知症予防になると考えられるのは、例えば以下の行動です。 献立を考える 献立に合わせて買い物に行く 必要な材料や調理器具を揃える 調理の段取りを考え、効率よく料理する 味を整える 彩りよく盛り付ける 料理には頭を働かせるポイントがたくさんあります。また、食材を切ったり、こねるなどの作業により手や指先を使うことで多くの刺激を脳に与えられます。 「高齢だから」「認知症だから」と日常生活に制限が出ることもあるでしょう。しかし、高齢や認知症の症状があっても環境を整えることで、できることはたくさんあります。毎日の生活を工夫しながら認知症予防をしていけると良いですね。

2024/02/07

#お役立ち情報 #認知症予防

ゲームで脳を鍛えて交通事故を防ぐ!?楽しく認知機能をチェックしよう

2024年1月15日、イーデザイン損害保険株式会社は、「脳のパフォーマンス向上と安全運転」をテーマに、エーザイ株式会社が開発した脳トレコンテンツ「ブレインワークアウト」の提供をスタート。「ブレインワークアウト」はイーデザイン損保が手がける自動車保険「&e(アンディー)」のアプリを通じて提供されると言います。 脳トレゲーム「ブレインワークアウト」とは 2024年1月15日、イーデザイン損保はドライバーの脳の健康を維持して交通事故を防ぐことを目的に、ゲーム感覚で脳を鍛えられるコンテンツ「ブレインワークアウト」の提供を始めました。ブレインワークアウトを起動すると、さまざまな観点から脳をトレーニングできるゲームで遊べると言います。 ブレインワークアウト内でできる脳トレゲームは以下のとおりです。 数字の位置と順番を覚えるゲーム 提示された絵と同じ絵柄と色を見つけ出すゲーム 提示された説明とは異なる図形を選ぶゲーム ブロックを使ってマス目を埋めていくゲーム これらのゲームは、すべてイーデザイン損保が手がける自動車保険「&e(アンディー)」のアプリから利用できるそうです。 記憶サポートデスクダイヤルも開始 また、イーデザイン損保は「&e(アンディー)」のユーザー向けに「記憶サポートデスクダイヤル」もスタート。「記憶サポートデスクダイヤル」とは、ユーザーが抱えている認知機能に関する悩みや不安について、電話で看護師に相談できるサービスです。 記憶サポートデスクダイヤルを利用する場合、まず医師が監修した認知機能に関するチェックシートに認知機能の状態を記入します。 それから、電話で看護師がユーザーが抱える認知機能の悩みや不安をヒアリング。最後にチェックシートやヒアリング結果を踏まえ、看護師がユーザーの認知機能の状態に合わせて医療機関の案内などをするそうです。 認知機能の状態はなかなか自分だけでチェックするのは難しいもの。今回のようなサービスが普及していけば、自分の認知機能に関する客観的な意見を聞く場が増え、より速やかに適切な対応ができるようになりそうですね。

2024/01/16

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介護付き有料老人ホームとは│提供されるサービス・費用・入居条件などを解説

介護付き有料老人ホームは、介護スタッフが24時間常駐している介護施設。介護サービスや身の回りの世話を受けられます。 この記事では、介護付き有料老人ホームの種類及び入居のための条件や必要な費用、サービス内容などを詳しく説明しています。 https://youtu.be/oK_me_rA0MY 介護付き有料老人ホームの特徴 介護付き有料老人ホームとは、有料老人ホームのうち、都道府県または市町村から「特定施設入居者生活介護」の指定を受けた施設です。24時間介護スタッフが常駐し、介護や生活支援などは施設の職員により提供されます。 主に民間企業が運営しているため、サービスの内容や料金は施設ごとに異なります。また、入居基準も施設により異なり、自立している方から介護が必要な方まで幅広く受け入れている施設も。選択肢が幅広いため、自分に合った施設を選ぶことができます。 看取りまで対応している施設も多数あり、「終の棲家(ついのすみか)」を選ぶうえでも選択肢のひとつとなります。 全体の概要をまとめるとこのようになります。 費用相場 入居時費用 0~数千万円 月額利用料 15~30万円 入居条件 要介護度 自立~要介護5※1 認知症 対応可 看取り 対応可 入居のしやすさ ◯ ※施設の種類によって異なります。 特定施設入居者生活介護とは 特定施設入居者生活介護は、厚生労働省の定めた基準を満たす施設で受けられる介護保険サービスです。ケアマネジャーが作成したケアプランに基づき提供される食事や入浴・排泄など介助のほか、生活支援、機能回復のためのリハビリなどもおこなわれます。指定を受けてこのサービスを提供する施設は、一般的に「特定施設」の略称で呼ばれています。 介護付き有料老人ホームの種類と入居基準 介護付き有料老人ホームには「介護専用型」「混合型」「健康型」の3種類があり、それぞれ入居条件が異なります。 介護度 ...

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グループホームとは|入居条件や費用、入居時に気をつけたいポイントを解説

認知症の方の介護は大変です。「そろそろ施設への入居を検討しよう」と思っても、認知症の症状があると、入居を断られてしまうのではと心配もあるでしょう。 グループホームは認知症高齢者のための介護施設です。住み慣れた地域で暮らし続けられる地域密着型サービスであり、正式な名称を「認知症対応型共同生活介護」といいます。 こちらの記事では、グループホームについて解説します。また、グループホームで受けられるサービスや費用、施設選びのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 https://youtu.be/EofVO7MRRDM この記事を読めばこれがわかる! グループホームの詳細がわかる! グループホームを選ぶ際のポイントがわかる! グループホームへ入居する際の注意点がわかる! グループホームとは グループホームとは、認知症高齢者のための介護施設です。専門知識と技術をもったスタッフの援助を受けて、要支援以上の認知症高齢者が少人数で共同生活をおくります。 「ユニット」といわれる少人数のグループで生活し、入居者はそれぞれ家事などの役割分担をします。 調理や食事の支度、掃除や洗濯など入居者の能力に合った家事をして自分らしく共同生活を過ごすところが、ほかの介護施設や老人ホームとは異なるポイントです。 グループホームの目的は、認知症高齢者が安定した生活を現実化させること。そのために、ほかの利用者やスタッフと協力して生活に必要な家事を行うことで認知症症状の進行を防ぎ、できるだけ能力を維持するのです。 グループホームは少人数「ユニット」で生活 グループホームでは「ユニット」と呼ばれるグループごとに区切って共同生活を送るのが決まり。1ユニットにつき5人から9人、原則1施設につき原則2ユニットまでと制限されています。 少人数に制限する理由は、心穏やかに安定して過ごしやすい環境を整えるため。環境変化が少なく、同じグループメンバーで協力して共同生活することは、認知症の進行を防ぐことに繋がります。 認知症の方にとって新しく出会う人、新しく覚えることが難しいので、入居者やスタッフの入れ替わりが頻繁にある施設では認知症の高齢者は心が落ち着かず、ストレスを感じ生活しづらくなってしまいます。その結果、認知症症状を悪化させるだけでなく、共同生活を送る上でトラブルを起こすきっかけとなります。 慣れ親しんだ場所を離れて新しい生活をするのは認知症の方には特に心配が尽きないもの。その心配を軽減するため、より家庭にできるだけ近づけ、安心して暮らせるようにしています。 グループホームの入居条件 グループホームに入居できるのは医師から「認知症」と診断を受けている方で、一定の条件にあてはまる方に限ります。 原則65歳以上でかつ要支援2以上の認定を受けている方 医師から認知症の診断を受けている方 心身とも集団生活を送ることに支障のない方 グループホームと同一の市町村に住民票がある方 「心身とも集団生活を送ることに支障のない」という判断基準は施設によって異なります。入居を希望している施設がある場合には、施設のスタッフに相談しましょう。 また、生活保護を受けていてもグループホームに入ることは基本的には可能です。しかし、「生活保護法の指定を受けている施設に限られる」などの条件があるので、実際の入居に関しては、行政の生活支援担当窓口やケースワーカーに相談してみましょう。 グループホームから退去を迫られることもある!? グループホームを追い出される、つまり「強制退去」となることは可能性としてゼロではありません。一般的に、施設側は入居者がグループホームでの生活を続けられるように最大限の努力をします。それでも難しい場合は、本人やその家族へ退去を勧告します。「暴言や暴力などの迷惑行為が著しい場合」「継続的に医療が必要になった場合」「自傷行為が頻発する場合」etc。共同生活が難しくなった場合には追い出されてしまうこともあるのです グループホームで受けられるサービス グループホームで受けられるサービスは主に以下です。 生活支援 認知症ケア 医療体制 看取り それぞれ詳しく見てみましょう。 生活支援 グループホームでは以下の生活面でのサービスを受けられます。 食事提供 :◎ 生活相談 :◎ 食事介助 :◎ 排泄介助 :◎ 入浴介助 :◎ 掃除・洗濯:◯ リハビリ :△ レクリエーション:◎ 認知症を発症すると何もできなくなってしまうわけではなく、日常生活を送るだけなら問題がないことも多いです。 グループホームには認知症ケア専門スタッフが常駐しています。認知症進行を遅らせる目的で、入居者が専門スタッフの支援を受けながら入居者の能力(残存能力)に合った家事を役割分担して自分たち自身でおこないます。 食事の準備として買い出しから調理、配膳、後片付けまで、そして洗濯をして干すといった作業や掃除も、スタッフの介助を受けながら日常生活を送ります。 グループホームでは、入居者の能力(残存能力)に合った家事を役割分担して自分たち自身でおこなうことになります。 例えば、食事の準備として買い出しから調理、配膳、後片付けまで。また、そして洗濯をして、干すまで…など。そのために必要な支援を、認知症ケアに長けた専門スタッフから受けられるのが、グループホームの大きな特徴です。 グループホームは日中の時間帯は要介護入居者3人に対して1人以上のスタッフを配置する「3:1」基準が設けられています。施設規模によっては、付き添いやリハビリなどの個別対応が難しいので、入居を検討する際は施設に確認しましょう。 認知症ケア 施設内レクリエーションやリハビリのほかに、地域の方との交流を図るための活動の一環として地域のお祭りに参加や協力をしたり、地域の人と一緒に公園掃除などの活動を行う施設も増えてきました。 グループホームとして積み上げてきた認知症ケアの経験という強みを活かし、地域に向けた情報発信などのさまざまな活動が広がっています。 地域の方と交流する「認知症サロン」などを開催して施設外に居場所を作ったり、啓発活動として認知症サポーター養成講座を開いたりするなど、地域の人々との交流に重きを置くところが増えています。 顔の見える関係づくりをすることで地域の人に認知症について理解を深めてもらったり、在宅介護の認知症高齢者への相談支援につなげたり。 こうした活動は認知症ケアの拠点であるグループホームの社会的な価値の向上や、人とのつながりを通じて入所者の暮らしを豊かにする効果が期待できます。 医療体制 グループホームの入居条件として「身体症状が安定し集団生活を送ることに支障のない方」と定義しているように、施設に認知症高齢者専門スタッフは常駐していますが、看護師が常駐していたり、医療体制が整っているところはまだまだ少ないです。 しかし近年、高齢化が進む社会の中で、グループホームの入居者の状況も変わってきています。 現在は看護師の配置が義務付けられていないので、医療ケアが必要な人は入居が厳しい可能性があります。訪問看護ステーションと密に連携したり、提携した医療機関が施設が増えたりもしているので、医療体制について気になることがあれば、施設に直接問い合わせてみましょう。 看取り 超高齢社会でグループホームの入所者も高齢化が進み、「看取りサービス」の需要が増えてきました。 すべてのグループホームで看取りサービス対応しているわけではないので、体制が整っていないグループホームの多くは、医療ケアが必要な場合、提携医療施設や介護施設へ移ってもらう方針を採っています。 介護・医療体制の充実度は施設によってさまざまです。介護保険法の改正が2009年に行われ、看取りサービスに対応できるグループホームには「看取り介護加算」として介護サービスの追加料金を受け取れるようになりました。 看取りサービスに対応しているグループホームは昨今の状況を受け増加傾向にあります。パンフレットに「看取り介護加算」の金額が表記されているかがひとつの手がかりになります。 グループホームの設備 グループホームは一見、普通の民家のようで、家庭に近い雰囲気が特徴ですが、立地にも施設基準が設けられています。 施設内設備としては、ユニットごとに食堂、キッチン、共同リビング、トイレ、洗面設備、浴室、スプリンクラーなどの消防設備など入居者に必要な設備があり、異なるユニットとの共有は認められていません。 入居者の方がリラックスして生活できるように、一居室あたりの最低面積基準も設けられています。このようにグループホーム設立にあたっては一定の基準をクリアする必要があります。 立地 病院や入居型施設の敷地外に位置している利用者の家族や地域住民と交流ができる場所にある 定員 定員は5人以上9人以下1つの事業所に2つの共同生活住居を設けることもできる(ユニットは2つまで) 居室 1居室の定員は原則1人面積は収納設備等を除いて7.43㎡(約4.5帖)以上 共有設備 居室に近接して相互交流ができるリビングや食堂などの設備を設けること台所、トイレ、洗面、浴室は9名を上限とする生活単位(ユニット)毎に区分して配置 グループホームの費用 グループホーム入居を検討する際に必要なのが初期費用と月額費用です。 ここからは、グループホームの入居に必要な費用と、「初期費用」「月額費用」それぞれの内容について詳しく解説していきます。 ...

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【動画でわかる】有料老人ホームとは?費用やサービス内容、特養との違いは

介護施設を探している中で「老人ホームにはいろいろな種類があるんだ。何が違うんだろう?」と疑問を感じることがあるかもしれません。 そこで今回は、名前に「老人ホーム」とつく施設の中でも、「有料老人ホーム」を中心に紹介。よく似ている「特別養護老人ホーム」との違いも見ていきます。 「老人ホームの種類が多すぎて訳がわからない」と思ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。 https://youtu.be/eMgjSeJPT8c 有料老人ホームの種類 有料老人ホームには、以下の3種類があります。 介護付き有料老人ホーム 住宅型有料老人ホーム 健康型有料老人ホーム この3種類の違いを以下にまとめています。 種類 介護付き有料老人ホーム ...

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